書いていて楽しいこと
ずばり「どうでもいいこと」を書いている時が一番楽しい。
脳みそで入念にコネコネしましたー的なマジメ系記事を書いていると腰が浮いている感じがするし、鼻の奥の方にフリスクを入れられたまま書いているようなコレジャナイ感がある。スースーするのが気になるからフリスクじゃなくてせめてシゲキックスにしてほしい。
「うわマジメなの書いてるよ」と途中で勘付くとそこでタイピングがストップする。そしてどうふざけるか?どこに笑いの要素をぶっ込むか?を考える。フリスクをなめながら。
小さい頃からマジメ扱いされることが多くそれに辟易し、ある種のアレルギー反応のようなものがある。その反動だ。大人しいし見た目的にも「刃牙」や「クローズ」等の悪羅悪羅(オラオラ)系マンガに出てたらそこだけ空間が歪んでるっ!と違和感を覚えるほど牧歌的でしかないからマジメ扱いされても仕方ないのだが。
実際マジメではある。ていうかマジメだ。認めよう。
じゃあなんでそんなに反発するのか?
それは表面だけでしか判断されていないからだ。
どんな人だって一面だけではない。必ず何面もの顔が織り合わされて1人の人間なのだ。それが露出するバランスがその人らしさとか個性ってやつだと思う。(だから芸能人の裏の顔!みたいなニュースが嫌い)
マジメ扱いの弊害は「マジメ」というシールを貼られるとなかなかそれ以外の顔を出しにくくなるところ。人間の性なのか他人に評価されると「そのようにいよう」と思うところがあるじゃん?マジメだと尚更。効果抜群なのだ。
さっさと帰って本を読んだりニヤニヤしながら紙に謎の文章を書く癒しの時間を確保したいからテキパキ仕事するし、真剣になにか考えているフリをして何も考えてないことなんてザラだし。さっきも横着してたらココアの粉をカーペットに盛大にぶちまけて死にたくなったし。
要は面倒臭がりでダメな要素の多い人間なのだ。ダメな部分が多過ぎて酒を飲むと泣くこともある。あ、泣上戸なんですわ私。
で、なんで「どうでもいいこと」を書くのが楽しいか。これはしっかりしてない方の自分で書けているから。それを挟むことで「たさきゆうた」という人間をよりわかってもらえると思うから。わかってもらえるキッカケ作りができている感じがするからワクワクするのだと思う。
と書きつつも割にマジメな感じにまとまってしまうやつ。
終わりに。最近、西加奈子さんにはまっている。
今まで生きていて一度も使ったことがないような言葉をワンサカ使っているから読んでいて発見が多くていい。例えば「一泡ふかせたろ」とかどういうシチュエーションで使うのでしょうか。この文字列をみただけで爆笑したぞ。
今は西加奈子さんの文章を真似び中。