ああが_2

青春は終わらない

29歳の秋頃からまた銀杏ボーイズを聴くようになった。というかまたハマった。

きっかけになったのは『エンジェルベイビー』という曲。

YouTubeをサーフィンしてた時に本当にたまたま見つけて聴いてみたら鳥肌を立てながら泣くというとても気持ち悪い感動のしかたをした。その日だけで50回以上聴いたし歌詞も覚えた。

覚えたての歌をうたいたくて夜中だったのに車にこもって大合唱。ウイスキーを飲みながら歌ってたからなんかよくわからないくらい涙がでた。聴けば聴くほど元気が出るし歌うと尚更元気が出たからだ。

車の中に1人だったけど今最高に青春してるなって感じた。


青春ってのは一体なんなのだろうか?

「俺は(わたしは)まだやれるぞ!」という心の力がそれなんだと俺は思う。

自分の可能性にときめくことができること。

というのもこの曲に出会う数ヶ月前にあれこれあって久しぶりに精神的に結構キテた。将来に対しても不安しかなくてとにかく自己嫌悪の連続だった。あまりにも自己嫌悪しすぎると力が入らなくなることを初めて知った。

メンタルがズタボロすぎて何もやる気が起きなくてYouTubeをひたすらサーフィンしてたらこの曲に出会った。そしてアホほど泣いた。

根拠はないんだけど「俺はまだやれる!」って思ったんだよね。何腐ってんだバカ、お前は最高だよって。

そうしたら体の中に溜まっていた元気が間欠泉のように勢いよく吹き出して虹がかかった。


青春を終わらせるのは自分自身だ。

終わったと思えば終わりだしまだ続いていると思えば続くもの。

だから青春ってのは若者だけのものじゃない。

自分の可能性にときめいて「まだやれる!」と未来に心を燃やせるならば青春は終わらない。

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おいたん
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