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本の山、うず高く

記憶が正しければ12/30に部屋の掃除をした。

部屋中掃除機(5分)をかけたところで既に面倒くさすぎて気が飛びそうだった。だからあとはなんとなく拭き掃除(5分)をしてなんとなく物を片付け(10分)、おやつ&読書タイムを少し(120分)挟んでから風呂とトイレを5分で掃除した。ゴミに関してはまとめるところまでやって次の日ゴミ捨て場に持って行った。頑張った。死ぬほど頑張ったと思う。

とにかく掃除が苦手だ。だからと言ってゴミ屋敷になるのは嫌だから生活に困らないくらいの清潔さは保っているつもりだ。


そして今日が1/2。

30日から続いている、酒を飲みながら映画と読書漬けで眠くなったら寝るこの上なく野生の本能に従順な生活。これに飽きたから「ブログのサムネ作りとかサイトのデザインを調べながらカスタムしようかなー。」と思いたち椅子に座ったところでぎょっとした。

な ん だ こ  れ は 。

見事に復活しているじゃあありませんか。誰だザオリクを唱えた奴は!といいたいところだが実は掃除をして5日くらいで「いつもの状態」に戻っている。今回はいつもよりサイクルが早かったから多少驚いた。

原因の多くは俺の面倒くさがりに起因している。

本棚に読みたい本を取りに行って読み終わったら戻すのが面倒だからそのままにしてしまう。それを繰り返すことで机の上に本の山が形成される。

そして困ったことに本の山にはリラックス効果があるのだ。

俺は多少散らかっている机の方が集中することができる。だから左手側にいつもある本の山がなくなると、まるでノーパンで出勤してしまった時のようにソワソワしてしまう(例えです)。だから片付けても本の山が蘇ることはわかっている。

では、なぜわざわざ片付けるのか。

それはどんなラインナップを積んでいるのかを確認するためだ。

そこに積んである本をみて、今自分が何に興味を持っているのかを客観的にみることが楽しい。

小説ばかり積んである時もあるしエッセイが混じっていたり、ビジネス書の割合が多い時もある。それをみて改めて「今はこんなことに興味があるのか」と確認ができる。

本の山はその時々の興味の断層になっているわけだ。


さて、最後にオススメの一冊を紹介して終わりにしよう。

『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』尾形真理子

著者はコピーライター(今はどうだろう)で有名なのはルミネの仕事だ。まずはコピーを読んでみてほしい。特に女性の心を必殺レベルで射抜くコトバ数多。コピーを読んでキュンとした人はこの本を開いたら最後、時間を忘れて読み狂うことになるだろう。

本の内容をザックリ言えば「大人の女性の恋愛短編集」。

路地裏のセレクトショップをメインに5人の女性の恋愛が書かれている。

ファッションの描写が素敵だ。「ファッションがどれだけ気持ちに関与するか」についてもわかるから男性が読めば女性がオシャレをする意味がわかる内容になっている。

読みやすい文字量で内容も面白いからスルスル読めまっせ。

気になった方は是非。

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おいたん
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