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オシャレは日々を楽しむためにある

今日は職場のブース出店があるイベントで手伝いをしていた。

会場に到着するとめっちゃ広くて綺麗な公園。銀杏並木の黄色いトンネルがどこまでも続いている。「秋だなぁ」と思わずにはいられないくらい秋しかなかった。

イベントはオープンから結構な来場者数でごったがえしていた。ひと、ヒト、人。時々犬。ブースで店番をしながら目の前を流れていく人の流れを追っていたらそこでも「秋だなぁ」と思ってしまった。

カーキのブルゾンや落ち着いたアースカラーのストール。マスタードイエローのキャップ。パーカー、ジャケット、カーディガン。ブーツ。

各々が秋のファッションをこれでもか!と楽しんでいるのがわかってワクワクした。オシャレをして凄く楽しそう。笑顔がいっぱいだった。

それを微笑ましく思いながらみていたらふと「最近ちゃんとオシャレしてないなー」なんて気がついた瞬間に涙が出そうになった。泣きそうになった。オシャレをしっかりしている人ほど「今日を思い切り楽しんでやる」という覚悟だとか姿勢が感じられたから。そしてそれをおざなりにしている自分に気付いたからだ。

服。極論行ってしまえばオシャレさなんてなくても「服」として最低限の機能があればそれでいいものだ。防寒できればいいし裸体を隠せたらいいしおまけで着やすかったら嬉しい。

でもオシャレがないってつまらなくないか。味気なさすぎないか。

「どんな服を着てあの人に会おう?」とクローゼットを漁りながら考えたり新しく買った服を纏って街を歩くあの気分の高揚感がないなんて。それはもうチョコレート部分の無いたけのこの里くらい味気ない。

自分が着たい服を着て自分の好みのコーディネイトにまとめるだけで気分がよくなる。気分よく過ごせる要素を纏っていれば1日を気分よく過ごせるはずだ。それってすごくないか。オシャレってすごくないか。

秋はファッションが一番楽しい季節。すなわち一番気分よく過ごしやすい季節だ。

次の休みはちゃんとオシャレをして出かけるつもり。1日を心から楽しむために。

着たい服を考えるだけで未来が楽しみになるね。

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おいたん
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