暑くも寒くもない夜(200512)
思想家ってどういう人?って聞くから、人間はみんな思想家だと思うよと話した。
点が線になるような気持がしたのに、どこかに飛んで行ってしまった。考え事やひらめきを頭にとどめておくことは難しいね。音声メモでも使おうかな。
今までの経験話をしたら、それはもうすごい!これから先どんな辛いことがあってもただのかすり傷ですよもう!と言われた。笑ったし元気が出た。
まだ納得できないけど、納得できませんと話すしかないと思っている。
すばらしいエッセイを読んでいる。1つ1つため息が出る。
付箋をはっていったら、前ページに張り付けていくことになりそう。
自分の中に人生がすこしずつ積み重なって、やっと本を読めるようになった気がしている。
わずかな希望で、私たちは人生を歩いていこうとしている。その希望は、芸術でもスポーツでも仕事でも家族でも、いろんなものから受け取ることができるけれど、私にとっては読書だった。本が人をつなぎ、私に救済と希望をくれた。いつか話せたらいいな、出会った人、もらったものについて。
残念ながら、自分の思いを楽しんで正確に書き示すことも、忍耐強く孤独と闘い言葉を究明する才能も持ち合わせてはいないので、また別の道ということになるけれど、私も、受け取ったものをつないでいきたいと思っている。どうするのがいいのかはまだ分からないけれど、できることをしたい。
そんなことを思いながら本を読んでた。
気持ちがすこしそわそわしたので、夜はジョギングに行った。久しぶりですぐに息を切らしてしまい、また少しずつはじめないとなと思った。
暑くも寒くもないので、走るにはちょうどいい夜です。
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