メモ書き2

人生初めてのラブレターを書いた、もとい、ファンレターを書いた。

最近、人に思いを伝える場面が増えて、

こんなにも自分は言葉に不自由だったのかと、驚くばかりだ。

今自分が感じていること、危機感、疑問、信念、そういったことを、相手の意見を聞きながら、言葉をもって形にしていくことの、大切さと、まったくそういう手段を持たない自分の言葉の足りなさ。

自分の頭の中だけでこれでもかというほど反芻し、組み立ててきた悩みや思いが、言葉が、人を前にしてあっさり吹き飛び、どうやって伝えたらいいのか狼狽えてしまう。


そして自分の言葉の、実に感覚的なこと。

聞きかじった知識、読んだふりをした言葉、そういった今までの私の言葉に対する怠慢な姿勢が、ぼろぼろと露見し、恥ずかしくてたまらない。

それもこれも、自己完結の世界に引きこもったことによる傲慢さに由来すると思う。

この傲慢さが、自分を苦しめ、自意識の世界に閉じ込めてきたのだと思う。


人生は戦いだと思っていた、今も変わらないけれど、戦う相手が変わった気がする


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