2ライフプランニングの考え方

1ライフプラン作成に必要なツール
ライフプランを作るにはライフイベント表キャッシュフロー表、バランスシートというツールを使います。

2ライフイベント表
ライフイベント表は将来の予定や希望する計画を時系列で表し主な支出と収入の額をまとめた表でキャッシュフロー表を作る時の資料となります。

3キャッシュフロー表
キャッシュフロー表は現在の収支状況や今後のライフプランを基にして将来の収支状況や金融資産残高などの推移を表形式にまとめたものです。

キャッシュフロー
現金の流れまる主に収入から支出を差し引いた資金の流れ。

キャッシュフロー表の注意点
■収入は可処分所得で記入
収入は可処分所得手取りで記入するか処分所得は年収から所得税、住民税、社会保険料を引いた額。

可処分所得=年収-(所得税+住民税+社会保険料)

■変動率がある欄は将来価値を記入
物価変動、定期昇給などがある場合には、その変動率(変化の割合)を考えた将来価値を計算して記入する。

N 年後の額=今年の額×(1+変動率)n乗

4バランスシート
個人のライフプランニングにおける貸借対照表は、現状の資産と負債のバランスを見る表ですある。
資産には貯金株式などの他、自動車、不動産などの時価を、負債には、借金おもにローン残額を記入します。

バランスシートの注意点
■資産と負債は時価で記入する
「純資産」=資金合計-負債合計
「負債資金合計=負債合計+純資産

従って再下段の資産合計と負債純資産合型は等しくなる。

5六つの係数
資金計画を立てる時、係数表を使います。
係数表は現在の現金を複利で運用した時まる年後の金額はいくらかなどの計算を素早くするための係数を求めた表です。
終価係数、現価係数、減債基金係数、資本回収係数、年金終価係数、年金原価係数という六つの係数があります。
 例えば終価係数は現在の現金を複利運用した時のマル年後の元利合計を計算するときに用いる係数です。

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