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健康オタクの 緊張の夏 愚鈍の夏

こんにちは、健康オタクです。
いよいよ夏、お昼間が長くなりましたね。
土地護りの神社には立派な紫陽花の鉢植えが奉納されておりました。終わりがけのお花がまた健気で愛らしく、幸せ気分になりました。

キレイかわいい


良い塩梅に時間も取れましたので、前記事にて呟いていたボタニカルミニろうそくにも着手しました。今回はセロリとタイム入りです。

写真の左から、パセリ・セージ・ローズマリー・タイム。
スカボローフェアろうそくです!

あーゆーごーんとぅーすかーぼろーへー♩

ひとの発音を嗤ったらアカンですよ。
セージがソッポを向いているのも反抗期だからですよ。

ボタニカルの素材ですが、何処かで生ハーブを入手しようと目論みつつ、結局スーパーの調味料コーナーで購入してしまいました。

パセリチームです
タイムチームです

どちらも乾燥、粉砕してあるので非常に便利でした。
いざ灯してみると……

タイム〜
パセリ〜

ふたつともソックリです。タイムの方が若干蜜蝋に着色し易くて、練り込んでいる間に蜜蝋の白が薄い緑になりました。

灯り方もよく似ていました。
最初は普通のろうそくのように静かに灯っていましたが、途中で植物を巻き込むと、炎にグンと勢いがつきます。時々パチパチと爆ぜ、香りもフワフワ飛びはねます。

そしてセージやローズマリー同様、終わりがけの灯火が豪華でした。

かがやけ!
解き放て!

ラストに昇る煙もまんまタイムとパセリ。西洋料理店の厨房を思い浮かべ、違う意味でも癒されます。空腹注意。

オタクはここで、宮崎県椎葉村の焼畑農業も思い出しました。

https://takachihogo-shiibayama-giahs.com/story/125

いにしえから続く素晴らしい伝統に、植物を燃やす意味を夢想します。

焚き火を眺めていると心が軽くなるのは、青春時代に使い損ねた情熱をも燃しているからでしょうか。青い恥と後悔の弔いでしょうか。熱風が顔に暑いです。



***

先日養蜂場の直売店で購入したカヌレ型蜜蝋も、我が家でろうそくとして律儀に灯ってくれています。

甘い香りが強く、蜜蝋の色も濃いからか、炎やロウの輝き方も新鮮に写ります。それぞれ個性が最高です。またいろんな蜜蝋さまに出会いたい。

そして気付きもありました。カヌレサイズの使いやすさです。

最近は室温が高いこともあって、ろうそくの点灯時間が短くなっています。
カヌレちゃんは自作のプリンろうそくの約半分の重さだし、コレに準じて小さいプリンも作ってみようじゃないのさ。

というわけで、作ってみました。

かーわうーいねぇー

カヌレちゃんが少々使用されていますが、概ね同じ大きさなのがお分かりいただけると思います。

このサイズがまた使い易かったのでした。
気温の上昇と共に、オタクの生活も落ち着きが無くな……じゃなかった、それなりに活動的になりまして、冬場のような長時間点灯が少なくなりました。

サーキュレーターやエアコンの風で、炎が安定しないのも理由のひとつです。

長時間用のろうそくは、短時間点灯を続けると、ろうそくの中央ばかりが溶け、縁が筒のように残ってしまいます。
その点ミニプリンサイズは、ちまちまと楽しむのにピッタリでした。
カヌレちゃん、教えてくれてありがとう。


***

溢れた蜜蝋さまでお花も作ってみました。創作衝動に抗えなかった。

バタークリームみたい

灯してみました。

バラは バラは 気高くー さぁーいーてー🎵

その後サラリと溶けて水たまりのようになってしまった。


***

などなど遊んでいたら、booth(本当は大文字)にコッソリ並べていた自作ろうそくに注文が! マジですか!?
お買い上げくださったアナタさま、本当にありがとうございます!

元々自宅用でした。友人にも押し付けたくて作った品でした。自家栽培の野菜を産直にも並べてみよっかなー的な感じでした。

品質は、お使いいただく分には問題ないと思うのですが、見栄え的に粗忽モノといいますか、おもくそ良心的に言えば素朴といいますか。

でもでも、原材料だけは大丈夫です!
蜜蝋100%、芯のロウ引きも当然蜜蝋、ホールドの離型剤は食用エクストラバージンココナツオイルです。蜜蝋界隈も残留農薬等いろんな問題があるそうですが、虚弱な自分が使ってもオッケーな品で制作しています。

異空間に片足を突っ込んでいるような


斜めっぷりが高校の美術デッサンを思わせるフォルムです。
もっともっとブラッシュアップせねばだし、改善点は山盛りです。

愚鈍で申し訳ありません。うんと精進いたしますね。
ご縁をくださったアナタさま、この度は本当にありがとうございました!

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