忘れてはいけないこと。
がん患者歴4年になりました。
がんを公表して、自分にできる啓発活動や体験談のお話、患者さん同士の会を開いたりしています。
そういった中で、活動が素晴らしく輝かしく素敵ながん患者さんがたくさんいて、私も励まされます。
でも、
決して【がん】は簡単ではありません。
たしかに生きていけるがん患者さんもいるし、
バリバリ働ける人もいる、
メディアに出る人もいる。
抗がん剤をしても副作用がほとんどない、軽い人もいる。
でもでもね、
ひっそり息をひきとる人もいる。
副作用でもがき苦しんでる人もいる。
生きにくさと闘っている人もいる。
表向き笑顔の人もいる。
家から出れない人もいる。
がんになって、どういう人生を送るかは人それぞれ。
変えたい人もいれば、変えたくない人もいる。
どんな在り方もあっていい。
同じであることが正しいわけではないと思う。
ただ根本に救いを求めていたとしたら、手を差し伸ばせられる世の中にしたい。
大事な友人を亡くして、
【がん】の恐ろしさを再確認しました。
私は、彼女の死、彼女の生きた時間を、
絶対に忘れない。
例えお腹かかえて笑うほど面白ことがあっても、
彼女のいない悲しみは消えない。
がんは、とてもやっかいなもの。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?