懐かしい場所。
10年以上前に通ってた駅に降り立ちました。
まさかあの時、今こんなふうな未来にいるなんて思ってなかった。
【がん】と過ごす自分。。
辛いこともあったのに、その場所に居た時の事を思い出すと楽しいことばかり。
美味しいご飯やさんとか、可愛がってくれた先輩とか、熱意があったこととか。
レベッカテイラーのパンプス、ジルスチュワートのメイク用品、ふわふわしたアンサンブルのトップス。
キラキラしたビジューが着いた小物とか。。
いっぱい着てたワンピース。
若かったけど、今だってまだおばあちゃんじゃない。
まだ、がんになるのは早かった。
何も今でなくてもいいのに。
そんな30代。
この何年間もがんでいて、諦めたことたくさん。
それを越えるような素敵な出会いもたくさんあるけど、ふと以前を思い出すと切ない。
もう一度ヒールを履いてみたい。
もう一度失った身体の一部を取り戻して、背筋を伸ばして歩いてみたい。
叶わないものより、叶うことを考えます。
だけど、少しは振り返ってもいいよね?
がんと歩む道は、まっすぐでないから。
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