企画とは、

企画とは、幸福に向かう矢印。

最初にそう言われて、どういう意味か分からなかった。

自分にとって、企画とは『目標を達成するために生み出すアイデアの集合体』である。

認知率の向上、購買意欲の促進、イベントの集客。

そういった何らかの目標を掲げ、それを達成するために生み出す数々のアイデアを収束させたものだ。

だが、講義の中の事例を通してその意味を理解した。

「サポーター→12番目の選手」や「放置自転車→不要自転車」、「人の少ない街→閑静な住宅街」。

このように言い方を変えることで、同じ事象でも違った視点で考えると印象がこんなにも変わるということに気づかされた。

また、この言い換え表現について、阿部さんが「”Writing”であり”Lighting”である」と仰っていたのが印象的だった。

言葉を書き、光を当てる。

今まで見向きもされなかったことに光を当て、人々の注目や関心を集める。

コピーとは、そのために存在するのだと感じた。

企画とは、幸福に向かう矢印。

人々を幸福に導く矢印なのだと分かった。

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