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今年の春節休暇
朝香@中国杭州 です。
スタートnote実名で名乗ってますが、この名前が好きなので基本はこちらで。
中国は今、旧暦のお正月休み(春節)中。
2月10日が元旦の2024年は、付近の工場はこんな休暇日程が標準的。
ローカル企業:約2週間(2月3日~2月17日)
日系企業:約10日(2月7日~2月17日)
※国で定めたの春節休暇は2月10日~2月17日。
例年と比較して、ローカル企業の約2週間は少々長め。
日系企業はほぼ毎年こんな感じ。
1月の元旦から2月いっぱい休みというような、他エリアのローカルニュースも今年は多く見かけた。
付近の工場でも、2月全部休みなんていう工場があり、同業の金型屋さんは、3日間しか休まない工場もある。景気が悪い感は漂っているものの、集中生産・集中休みっていうメリハリをつけて、上手くやっているという印象。
また、この時期は物流やタクシー・出前のスタッフが少なくなるというのが定説でしたが、サービス業は年中無休化し、元旦からショッピングセンターや市場も営業していて、生活がものすごく不便になるわけでもなく、受け入れられるレベルです。
延べ90億人の大移動?
こんなニュースを目にします。
数は…計算の方法が違うだけで、嘘をついているわけではありません。
が、私が住んでいるエリアでは、車生活者が多く、地元民&新地元民(地方出身だが、十年二十年と住んでいる人たち)が多いこともあり、ニュース映像以外では、大げさな移動を感じることは、ほぼありません。
全体としては、10日~2週間の長期休暇となるものの、
年に1回のこの長期休暇、帰省する人も当然いて、彼らは職場や同僚に遠慮する事は、まず、ない。
丸2日かけて帰省するなんて人もいて、移動の大混雑を避け、チケットをゲットできたらその日に合わせてすぐに帰省。会社側もそういうもんだと思って対応しています。
当然工場を経営していると、春節前後の生産調整は頭の痛いところですが、
「もう社員がいないので、この納期無理です~」
以外と、これで対応できるものです。
この時期、日本企業だけが無理難題を言う。
理由は簡単。
日本本社から社長御一行様が来ているから(笑)
今年は特に、コロナ禍で中国入りできなかった本社の御一行様が、数年ぶりに来て、年末行事に参加、社員との交流を深める…いい社風だと思います。
でも他社の社風のために、弊社の生産現場を混乱させる必要性は、あまり高くないので、分納案でメンツを立てて、対応終了!
今日は金運の神様(財神)をお迎えする日。
今日は旧暦元旦から5日目(初5;正月初五)、金運の神様(財神)をお迎えする日。日付の変わる夜中の12時には、お寺に行ってお祈りする企業家がたくさんいらっしゃいます。
私もあやかろうということで、知り合いの初5お茶会に参加してきました。中国らしい神様グッズがたくさん飾ってありますが、現代風のグッズもだいぶ増えてきて、結構おしゃれ。
こういう場所に行くと、中国で受け入れられる商品のアイデアを、いただくことができます。これが金運につながる?
まだ杭州で生きてます。