【「カッコつけさせてあげる文化」あるいは「異性に爆モテする流儀」】
日本語の「粋」「野暮」とかって、
外国語では説明できない美意識。
だけどとても大事なことだと考えています。
その正体ってなんだろう?
例えば、
誰かが困ってる人がいて
スッと裏手に回って支えてあげるのは「粋」と思うし、
お金の話や支払いを相手からさせるのは
普段いくら偉そうで地位の高い相手でも
「めっちゃ野暮やんけ!」と思う。
振る舞いで
場の主役(お花見においては桜、結婚式では新郎新婦…とか)を潰してしまうのは「野暮」だ。
スタッフや脇役まで思いやり、飲み物など世話してあげれるのは「粋」
遊び方では、値切るのは「野暮」
酔い潰れるのも「野暮」
クダを巻き粘るのも「野暮」
(このあたりは遊廓の文化など調べるとわかるかも)
…気が利かないのは全般的に「野暮」ったい。
風情、趣き、侘び寂びを感じとれるのも
「粋」と似てるんだよね。
細やかな機微や風光明媚。
それを味わうことって、
こわれそうな繊細なものを
『カッコつけさせてあげる』ってこと。
器(茶道)や盆栽とかもそうでしょ。
…そう、粋とは
『カッコつけさせてあげようぜ(自分は主役じゃなくても)』マインドなのかな、と。
この「自分は主役じゃなくても」
つまり黒子としての振る舞いが、
実は他者から見られてる。
(SNSでもそうでしょ?笑)
その美意識をジャッジしあう雅(みやび)も
実は日本文化のイヤラシくて
だからこそクールなとこなのかも。笑
【男を立てる!も実は同じ】
「男の立て方」についても。
(男尊女卑ではなく、男→女にも言える)
コレ、現代人でできる人が減ってるから
コツ分かってるだけで異性に爆モテする😆💕
私が若い頃、徹底的に仕込まれた
振る舞いも、考察すると
この『カッコつけさせてあげる』文化に
他ならない。
●ストレートにスキスキ言うのではなく
●大事な人が「外でカッコつけられるように」
●スマートに振る舞うために何ができるか?
…それって相手を思ってなきゃできない。たとえちょっとした(気の無い)デートであっても。笑
だから「粋な人」はモテる。
がっつく無粋はダメ🙅♀️💦
現代人って、欧米や中共の影響か
他人を思いやれない精神の貧しさか
なーーんか野暮ばっかだぞ!!って思う。
面と向かって名指しで批判するとかも。
『人付き合いで相手に”切ない思い”させるな』
というのが、我が家の家訓だったんだけど、
気を遣わせないこと、恥かかせないこと
コレ意外と難しい。だから面白い。
それって、花見だとか環境だとか
社会問題とかすべてにいえることかも。
「相手」って実は、対人だけじゃないからね。
生命宿るものはすべて
私たちが生きてくうえで「相手」たりうる。
くどくどと、だから何?
『説明しすぎ君』も野暮よ🌸
と言われればそれまでだけど。笑
みんながよりスマートに
「相手を、よりカッコつけさせてあげよう」
を行動理念にできたら、
気持ちいい社会になると思うっす🌈
今日、誰かをカッコつけさせてあげようぜ💕