2023年11月、「解決したいデイサービスの課題について」というnoteを書きました。
このときのnoteは、つくりたいデイサービスのイメージが固まってきた時期です。自分たちの経験や思いの部分だけじゃなく、社会的な背景を踏まえて仮説をいったん整理するために書いたnoteです。
それから5ヶ月が経ち、いよいよ工事もはじまりました。当初の予定より厳しい融資となったため、現在は、クラウドファンディングの準備も進めています。そこで、このプロジェクトのことを知らない人に伝えるためにはどう説明したらいいんだろうか?と思い、これまでに書いた50本以上のnoteを見返してみました。
そこで気づいたのは、ぼくたちが解決したいのは従来のデイサービスの課題というよりは、年を重ねて介護が必要になると「やりたいこと」「楽しみ」への挑戦を諦めてしまう現状ということです。
従来のデイサービスとは少し違う場をつくることは、あくまでその手段。
年を重ねて介護が必要になっても、その人のやりたいことの実現をサポートするために、自分たちの知識や経験や思いを総動員して、なんでも一緒にやってみたい。その第一歩がデイサービスの立ち上げです。
脩平は以前「なんでも屋さんとは」というnoteで、次のようなことを書いていました。
そして脩平は、この個人的な違和感を解決するために「3年間の修行期間」を愛知県豊田市で過ごします。そこで、もともと料理が好きだったけれど片麻痺になって諦めていたある方と一緒に料理イベントを開催したり、思い出の地を訪れるために旅行支援(当日の同行だけじゃなく、当日までのリハビリの伴走も!)をしたりと、たくさんの経験を積んできました。
ぼく自身が、このプロジェクトに共感して一緒に参加したい!と思ったのも、彼が言葉だけではなくバリバリと有言実行をしている姿を見て、本当にすごいなと思ったからです。
きっと、もうひとりの立ち上げメンバーとちかも、そんな姿に共感したんじゃないのかなあと思っています。ちかが約1年前に書いた「私の軸になる思い」というnoteには、こんな言葉がありました。
ぼくは、医療・介護の現場経験も乏しく、2人ほどの覚悟とリスクを張って向き合えているか?と言われると正直、自信がありません。
個人的な思いとしては、「ホステルで働くぼくがデイサービスをつくろうと思った理由」で書いたように、これまで自分がカフェやホステルで地域の方に対する場づくりをしてきた経験を活かし、誰もが自分らしくいられるような場づくりがしたいという思いが根っこにあります。2人の思いに相乗りさせてもらう形で、このプロジェクトに参加しました。
いまは、自分の親や大切な人が介護が必要になった時に「ここなら行ってほしい」と思えるような場所をつくりたい!というのがぼくの中の動機です。
これからも脩平の思いを軸に、3人の思いを重ねて8月のオープンに向けて駆け抜けていきます!🔥