詩のようなポストを掘り起こして遊んでみよう#2

地獄のような試み。再び。
過去のXへのポストから詩的な内容を掘り起こして、記憶の中から解説します。
ただ、遡るのが大変難しかったので、ごく一部となります。

また、一番香ばしかった大学時代はアカウントが違っているため、存在しておりません。
残念というべきか喜ばしく受け取るべきか。



ふた月ほど経った。

古い記憶になるにあたって、
解像度が下がっていく。

その為か、ドンピシャでない表現にも
あの人を感じるようになる。

あの人のいない生活に少し慣れた事によって発生している、
やや的を得ない感傷に踊らされてみる。


解説

これは詩というより散文的なエッセイな感じ。
が、相変わらず「踊らされてみる」みたいな比喩っぽい表現を使っているので、書いている途中から詩を書くマインドになったことが窺える。
内容としては前回取り扱ったものと同じ失恋から二ヶ月が経った時の感傷について描かれている。
これは要するに、別れてから時間が経つとどうでもいいものにも感傷を受けてしまう、みたいなことが書かれている。
記憶が鮮明なうちはその場所や状況がドンピシャに合致しなければその人を強く思い出すことはなかったが、今となっては記憶が曖昧になって何にでもその人を想起してしまい辛い。(やや的を得ない感傷)
辛いが、その体験を面白がる(踊らされてみる)事で前向きに解消しようという意志が見える。
今もそうだが、「解像度」という言葉が好きなのでここでも使っており安心した。


前回のもそうだったけれど、ここまではだいぶマシな方。
キツめのポエミーなポエムは次回から。
自分で書いたのにみて恥ずかしいと思うので、おそらく共感羞恥がすごいことになるだろうと推測される。
気をつけられたし。

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