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競馬で勝てない人がやっている間違い5つ

こんにちは。ローズS三連単114万1点的中男のオオイシマーフィーです。

今回は、今年競馬で勝ち始めるまでの約10年間、僕がやっていた
「馬券を買う上で間違いだったこと5つ」
を書きます。

みなさんはかつての僕ほどの馬券下手(べた)ではないと思いますが、他の人の本を読んだり競馬の専門家の先生を話を聞くに、これに近いことをやっている人は意外といるのではないかと思い、反面教師的な教材として「自分がやっていた間違い5つ」を紹介します。
今回は「勝てない人」がやっている前提ですので、もし1つでもやっていることがあれば、今日からやめることでその分プラス収支に近づくはずです。


三連単で収支をプラスにしたい方のために

「軍資金が少ない人こそ三連単を買え」

を書きましたので、こちらも是非読んでみてください。

1.「まず当てたい」と思っていた

競馬でプラス収支にするには、「当たらないレースも多いけど、当たった時に大きく回収してプラスにする」姿勢が必要です。
そしてその姿勢と対極にあるのが「いま目の前のこのレースを当てたい」という姿勢です。

「このレースを当てたい」と思うと、どうしても買う馬券が固くなります。馬券が固い人がプラス収支にするには、当て続けなくてはなりません。しかし現実は「予想が堅くても意外と当たらない」のが競馬です。連続で当たらないのに当たっても配当が低い。これではプラス収支になるはずがないのは説明しなくてもわかりますよね。

この状態に陥る理由はいくつかあると思いますが、ひとつには「通算で賭けてきたレースが少ない」ことが挙げられるかもしれません。賭けてきたレースが多ければ、経験的に「このままではトータルで勝てない」と気づくでしょう。

また、軍資金が少ないことが原因のパターンもあるでしょう。
「少ない資金からコツコツ増やしていこう」という一見堅実で謙虚にも見える姿勢こそ、馬券を買う上では「再現性の無い傲慢な買い方」と言えるかもしれません。

2.レースの格によって使う金額を変えていた。

「GⅠレースなら1万円まで、普通のレースなら500円までを上限に馬券を買う」
みたいに、レースによって資金を変えて買うことも、勝つためには極力避けたいです。

GⅠの場合馬券を買うファンが多いので、当てたときの配当は比較的高めにつきやすいのですが、予想力は一定なのに賭けるお金だけ変えていると、多く買ったときにハズれたらほぼ巻き返しがききません。

馬券を買う上で避けなければいけないのは「大勝負すること」です。
大勝負をして、ハズして、それをリカバリーするためにまた大勝負して、しかもその馬券は堅くて。。プラス収支から全力疾走で逃走しているとも言える最悪のループです。ギャンブルで破滅する人の王道かもしれません。

また、「せっかく当たった馬券が少額投資だった」というのも、馬券収支をジリ貧に導く要因となります。投資金額に差をつけると、当たってもハズレても良いことがないのです。

投資額は一定にすることで自分の予想力が測れますし、自分の予想力が測れると狙うべきオッズ帯がわかります。狙うべきオッズ帯がわかると無駄な勝負が減ります。無駄な勝負が減ればマイナスが減り、プラス収支に近づくのです。

「馬券を買う上ではすべてのレースがGI」馬券を買っているレースはすべてGIと思えという意味で、僕はこれを自分に言い聞かせてから収支が少し改善しました。

3.予想する=買うになっていた。

タイトルでわかると思うので短くいきますが、予想したレースを何も考えず買うことを繰り返していました。なんとなく予想したら当たる気がしてきて、買わないと損だと思うようになっていました。

結局「分が悪いレース」「大勝ちが見込めないレース」は見送るべきで、それができなかったことが先に書いたような負のループに繋がっていたのです。

期待できないレースは「見(けん)」をすることで、軍資金が持ち越されます。持ち越した軍資金を次のレースで合わせて使うようなことはしてはいけませんが、そうやって使わない軍資金を増やしていくことで戦況が有利になっていくのです。

予想して、「見」をして、結果的に予想がハズれていれば、それは勝ちに等しいと言えます。仮に買わなかった予想が結果的に当たっていたとしても「負けではない」のです。

4.オッズが高くついていると投資額を減らしていた。

これは2の「レースによって投資額を変えていた」にも近いのですが、たまたま自分が買いたいと思った馬券のオッズが高いときに「こんなに高くつくなら投資額は低くてもいいか」と思い投資額を下げていました。

たとえば「普段は馬連で10倍のオッズに500円入れてるけど、今回は50倍だから100円でいいか」など。
とにかく大きく負けるのが怖くて、高いオッズのときに金額を減らしていました。予想が下手なら、せめて高いオッズがついているときには大きく勝つことを狙わなければいけません。(大勝負するという意味ではなく。)本来やるべきことの真逆のことをやっていました。

また、「チャラにしようとしていた」もあります。その日のマイナスをそのレースでチャラにしようと投資額を調整する発想。チャラにしても仕方ないのです。プラスにしようとしなければ。

5.配当が低すぎた。

これも先に書いた「予想が堅い」のように「オッズを見ておらず買えるオッズかどうかの判断をしていなかった」という意味もあります。『オッズを見ていなかった』と言い換えられます。

自分が買いたいと思った馬券がだいたいどれくらいのオッズなのかは必ず見なければいけません。
僕の感覚ではどの券種であれ最低でも投資金額の10倍は無いとダメだと思いますし、実際何倍ならいいのかはその人の予想力によって変わります。

ただ、僕が思う「賭け金に対して期待できる配当が低すぎる」ということの一番の問題は、「熱くなりやすくなる」ことです。

僕の分析だと、お金を賭けている状況では期待できる配当が低いと熱くなりやすいです。
3000円を1万円にしようとする馬券を熱くなって買っている人はいるでしょうが、1等10億の宝くじを3000円買って熱くなってる人はいないでしょう。(そもそも当たる確率が違いますが。)

でも根本はそういうことで、「オッズが低いから当たる確率が高い」という思い込みこそが負の連鎖への入り口で、馬券収支をプラスにするコツのひとつは「当たりそうな馬券(本命サイド)を買う」ではなく「当たってもおかしくない馬券(穴サイド)を買う」なのです。


ここまでの5つにみなさんにも心当たりのある特徴はあったでしょうか。

とにかく競馬は「小さくまとまった者負け」で、でも競馬ファンは小さくまとまろうとしがちです。それは意外と「的中しないと盛り上がらない」テレビ番組のタレントの予想に引っ張られていたりするのかもしれません。
テレビで的中率激低・回収率激高の筋金入りの馬券師出すメリットは少ないですから。

(某競馬番組でも、「DA◯GOのワイド!」とか言ってますよね。ワイド自体が的中率の高い馬券なので調子がいいときはプラス収支になっているようですが、やはり長期的な収支はジリ貧のようです)

でも、こういうことに気づかないまま負け続けている人がいる限り、僕たちには勝つチャンスがあるっていうことなんですよね。競馬を毎週やっているおじさんたちの中には「総額では数千万円やられてる」なんて人がザラにいるわけですから。


もし最後まで読んで共感できる部分があった方には、三連単スラッガーの馬券の買い方が合っている可能性があります。

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