17万馬券を獲るために必要な買い方1つ
こんにちは。オオイシ・マーフィーです。
今回は、過去に書いた記事「三連単を獲る軸馬と穴馬」を実際のケースに落とし込んだ話を書こうと思います。
ミス
正直に言いますと、僕は今回配当17万の馬券を取りこぼしました。それも、「惜しかった」みたいなよく聞く外し方ではなく「完全に技術的なミス」で外しました。みなさんは僕のようなつまらないミスで17万の馬券を取りこぼさないように、反面教師にしていただければと思います。
レースは2021年3月28日の中山10R春興S、10頭立てのレースでした。
買い目に挙げたのは
①フォックスクリーク(9番人気)
③フォースオブウィル(1番人気)
⑨ラパンセンソバージュ(4番人気)
⑩ハーモニーマゼラン(2番人気)
の4頭。
仕事をしていて時間が無かったこともあったのですが、いつもの癖で「1番人気を軸に相手3頭で三連単マルチ」と馬券を買いました。(三連単軸1頭マルチだと18点=1,800円)
1番人気の③フォースオブウィルが頭で入線するとも限らない雰囲気に見えましたし、①フォックスクリークが入ってくれればかなり配当がつきそうでした。
結果から言うと、
1着、①フォックスクリーク
2着、⑩ハーモニーマゼラン
3着、⑨ラパンセンソバージュ
でした。三連単の配当は17万2,050円。
③フォースオブウィルは着外でした。
結果を見た瞬間、「しまった!」と一瞬絶叫してしまいました。
このレースは、そもそも10頭しか出走しないレースでした。
10頭しか出走しないレースで1,2,4番人気の馬で決着した場合、着順が人気薄の順だとしても配当はせいぜい1万円程度でしょう。つまり、9番人気の①フォックスクリークが入らないと大きな配当を見込めないレースであり、フォックスクリークが入らないのなら買う価値のない馬券になってしまうため、このレースは何がなんでも①フォックスクリークから買わなければいけないレースでした。
「当てたい」という呪い
僕はいつも14頭以上いるレースを買っているため、いつもの癖が出たことがひとつと、今年に入ってまともに当たっているレースがほとんど無く「一応安めの配当でも拾えるようにしたい」という心理が働いていました。(14頭以上のレースなら2~3万の配当にはなる可能性がある)
その結果、出走頭数とオッズの判断が鈍り、人気馬を軸にした挙句飛ばれるという悲劇を招いたのです。
これは上で紹介した記事でもすでに書いていることで、根本としては技術的なミスでした。
今年はまだ大きな当たりが無いというのは先に書いた通りで今年の収支はマイナスが積み重なっていたのですが、1レースあたりの投資額は少ないので17万馬券をしっかり獲っていれば大幅なプラス収支に着地できていました。
同様に「少し買い方・馬の選択を変えていればプラス収支になっていたレース」はいくつかありましたが、競馬というのはどうしても結果論の要素が入ってくるので、結果論の要素を排除しても明らかに僕のミスと言える馬券はこれが1番でした。
普段はそんなことは無いのですが「当てたい」と思ってしまったこともこの大きなミスの要因でした。競馬で勝つために馬券を買う上で「当てたい」という気持ちは呪いなのです。
ただ、裏を返せば「一発当たれば今年の収支をプラスにできる馬券」を買い続けているということであり、みなさんの中でもこういう買い方をできている人は一部なのではないでしょうか。1レースあたりの投資額が2000円程度で、20万円近い配当を常に狙える券種は三連単くらいだと思いますので、もし普段買っている券種が三連単以外という方がいれば、僕の他の記事を読んで三連単を主軸の券種にしてみていただけたらと思います。
みなさんも同様のミスを犯さないように、レースの状況やオッズのバランスをしっかり確認した上で、時間に余裕を持って馬券を買いましょう。
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