買ってはいけない有料予想
こんにちは。オオイシ・マーフィーです。
今日は僕がnoteをはじめとする有料予想について、『買ってはいけない』ものの特徴を挙げていきます。僕自身は有料予想を買うことには基本的には賛成ですし、この記事は無料ですので、最後まで読んで今後みなさんが有料予想を買うときの基準にしてみてください。ツイッターで予想家を選ぶときの基準にもなります。
①予想の根拠がわからない
記事を買ってみたら予想の番号(競走馬の名前)が書いてあるだけで、なぜその結論になったのかの根拠が書いてない。
通常、競馬を予想するのであれば必ず根拠があるはずなのに、その根拠が書いてない或いは薄いというのはきちんと予想していない可能性が疑われます。読んでくれている人に対しての誠意にも欠けますし、読んだときに「この予想でハズれたら仕方ない」と思えないと、買っても納得できないですよね。できれば「根拠としてそれっぽいことが書いてあるだけ」の予想も見抜けるといいですね。
②人気馬しか挙がってない
買ってみたはいいものの、結局開けてみたら人気馬がほとんど上から印がついているだけで、単勝オッズを上から見てるのと変わらない予想だった。みたいなことは意外と多いです。上から印をつけている予想を売るのなんて小学生でもできます。その人が普段どんな形の予想を載せているのかは、可能ならチェックした方が良いです。
③買い目が書いてない
これは意外と重要なポイントで、◎◯▲△△△△みたいな印だけ記載されていて、あとはみなさんのご自由にどうぞみたいな予想は結構あります。(18頭立てでも7頭は多い方なのに、10頭程度でも平気で大量に印がついているケースもあります)
前から言っているように、競馬で大事なのは予想よりも買い方です。
たとえば「◎◯▲の中だけで馬券が決まると配当が安くなりすぎるので、◎から▲△への馬連・ワイド・三連系を中心に買うか、◎◯▲の中だけで一点に絞るといい」などのコメントがあれば活用できますが、何もなく印だけ公開されると買い目の絞り方がわかりません。仮に買い目は読者に任せるスタンスだったとしても、参考までに自分の見解は載せるべきです。
そのような予想家が買い目を書かないのにはだいたい理由があって、それは「買い目を書かなければあとから当たっているように見せられる」からです。
たとえば◎◯▲△△△△で7頭も印をつけている人が「▲△のワイド的中!□週連続的中!」みたいな報告を挙げているケースがあります。これは、買い目を明記していないからこそできることで、現実的に▲△のワイドも押さえようとしていたのならそのレースは絶対に大幅なマイナス収支になっているはずです。
つまり「的中した」と宣伝するために広く印をつけ、あえて買い目を明記していない人なので参考にしてはダメです。ツイッターでも意外とよく見かけるタイプなので注意してみてください。
④あとからごまかせる仕組みになっている
僕が知っているケースのひとつに「予想を有料で公開して、購入者がいなければレース後に予想を無料公開する」というやり方があります。
これは一見その予想家の的中率をチェックできる仕組みのように見えますが、実は記事の内容はあとから編集できます。つまり、購入者がいなければ内容を書き換えてから無料公開し「当たっていた」と詐称することができます。
また、そのような記事には馬番しか書いてないこともあり、購入しても根拠が不明の馬番を見るだけ、無料公開された予想も番号が書き換えられたかもしれないものだったりするので、このような仕組みを知ることも買う価値のある予想かを見分けるポイントとなります。
競馬は、情報を自分の中に蓄積しながら常に新しい情報を仕入れて更新し、その情報を活用していくことで収支が上向いていくゲームです。重要なのは再現性で、同じ考え方で繰り返し配当を獲れなければ収支はマイナスに傾いていきます。
有料予想を買う人たちを見ていると、「今日当たりが欲しい」「今日勝ちたい」「毎日勝ちたい」という人が多い印象を受けますが、空腹状態でも魚を与えられる人になるのではなく魚を釣れる人にならなければいけません。
個人的な意見としては、自分の予想に自信が無い人は他人の予想を買うのも有りだと思います。ただ、買うのであればなぜその人がその馬を挙げているのか、プラス収支は見込めるのか、再現性はあるのかまで見た上で購入した方がいいと思います。
⑤ここを見ろ
また、「これは買うな」の他に「ここを見ろ」もあります。それは「的中した馬券、結局何倍にしてるのか」です。
たとえばよく見るのは、10万円の単勝が40万円になって30万勝っている馬券とか、30万円の馬連が150万円になっていて120万勝っている馬券とか。
たしかに勝ってる額は大きいのですが、結局「100円を400円にしてる」とか「300円を1500円にしてる」のと倍率は一緒です。もし10万円一点勝負だとしたら見事な的中ですが、買っているのはその馬券だけかはわからないですよね。他にも買っていてトータルではマイナスになっているとか、何レースか買うとマイナスになるとか、馬券の情報がそのまま収支になっていないケースも充分考えられるわけです。
つまり、大金を投じているだけで、それは有料予想や高額な情報商材を売るための広告材料になっているだけの可能性もあるのです。「自信があったからこんなに大金を張って大勝ちできたのだろう」と考えるのはあまりにも視野が狭すぎです。
最後に、「これだけは絶対に買うな」というパターンがひとつ。
一番買ってはいけない予想は
⑤「美人な女性アイコンの予想」です。
美人な女性で競馬が上手い人なんていません。
美人な女性アイコンの予想は、めっちゃヘタか裏でオジサンが予想してるかのどっちかです。