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もう一度考える「なぜ競馬なのか」

こんにちは、オオイシマーフィーです。

直近の話題だと水原さんの件で大谷翔平選手の被害額は24億円だったと明かされました。
賭博の対象はサッカーなどのスポーツだったそうです。

あらためて、私たちはなぜ競馬を選んだのか考えることにしました。
そして、競馬でなければならないことを説明したいと思います。


目の前に2つのゲームがあるとします。
Aのゲームは、1000円を賭けてコインを投げ、オモテが出たら1万円もらえるゲーム。
Bのゲームは、1000円を賭けてコインを投げ、オモテが出たら10万円もらえるゲーム。

どちらに参加しますか?
もちろんBのゲームですよね。同じ金額を賭けていて、勝ったときに得られる金額が多いBの方がいいです。
これは誰が考えても同じなはずです。


なぜ競馬か

では実際のギャンブルではどうでしょう。
1000円賭けたときに1万円が狙えるギャンブルはあると思いますが、10万円が狙えるギャンブルとなると限られてくると思います。

「パチンコやパチスロだったらキツイけど競馬ならワンチャンある」
というのももちろんそうなのですが、考え方としては「経済規模」に着目した方がいいというのが持論です。

例えば中央競馬と地方競馬、ともに14頭立てのレースを行ったとして、三連単の配当がつきやすいのは中央競馬です。

競馬のようなレース競技は「ハズレた人たちの合計のお金の多さ」で配当が決まるため、的中する確率が同じだとしたら、参加者の多いゲームに参加した方が有利です。

また、そもそも「ハズレた人」が出づらい構造のレースも不利です。
競馬で言えば6頭立てのレースでは三連単の配当は本当に安くなることが多く、的中しやすいとはいえ1000円を10万にするのはさすがに無理があります。

この観点で言うと、ボートレースも厳しい戦いになります。
そもそも参加人数が競馬と比べると少ないですし、6艇しかいないためハズレる人も少ない。

その考えで行くと競輪やオートレースも、出走選手の差はあれど経済規模で言えば競馬よりとても小さいため、大きく儲けることを目指した場合不利です。

とはいえ、それらのギャンブルを否定するつもりはありません。
ボートレースにはボートレースの楽しさがあると思いますし、競輪にも競輪独自のゲーム性があることは聞いています。オートレースについてはわからないですが、根強いファンがいるということは特別なおもしろさがあるはずです。

「競馬では勝てないけどボートレースなら勝てる」とか「競輪は知識があればプラス収支にできる」みたいなことがあればそちらを優先した方がいいと思います。勝てるに越したことはないので。

ただ、「お金を増やす難易度」において参加者の少ないゲームは不利だという基本の構造は変わらないため、冒頭の「Aのゲーム」(もらえるお金が少ないゲーム)になりやすく、そのことは念頭に置くべきです。


競馬がメインストリーム

コロナ以降、ギャンブル系レジャーのファンが増えているそうです。
特に競馬やボートレースなどネットで買いやすいもののファンが増えているようで、パチンコやパチスロからも流れてきているという話もあります。
参加者が増えているという意味で、以前より勝ちやすくなっています。

競馬なのか競艇なのか競輪なのかオートレースなのかはどんなきっかけがあったかによって分かれると思いますが、全体的に参加者の数が底上げされたのが今の状況です。複数のギャンブルをやっている人もいるでしょう。
これが、ここから流動的になって、どこかに定着すると思います。
となると、やはり競馬に定着する確率が高いと見るのが自然だと思います。

これまでもレース系のギャンブルの中で競馬はメインストリームでしたし、ウマ娘などのコンテンツの追い風もあって今もその優位性は大きくなり続けています。

1000円の投資に対して期待できるリターン、一撃100万円以上もあり得る夢の大きさ、馬やジョッキーのドラマ。素直に考えればこれらに引き寄せられて競馬に定着する人が一番多いはずで、他と比べてギャンブルの成績が一番高く推移するのも競馬のはずです。

昔の話ですが、ギャンブルで大きな負けになってしまう人のパターンとして、競艇や競輪のような「的中率が期待できるギャンブルでコツコツ負けていき数千万のマイナスになってしまう」というケースがよくあったのだそうです。
「当たりそう」でありながら「当たっても意外と増えない」ギャンブルは真綿のように首を絞めてくるので、今そちら側のギャンブルをやっている人は注意してください。

競馬番組で3千円までしか賭けられなくなる日

過去に発信してきたことの繰り返しになってしまいますが、「厚く張るな」ということは改めてみなさんに伝えたいと思います。
厚く張ることで高揚感が生まれ、負けて大金を失い焦燥感が生まれ、取り返そうとギャンブルを繰り返しだんだん負けが大きくなっていく。
今回の事件からもそういったプロセスが透けて見えます。

これは個人的な推測ですが、今後ギャンブル依存症の話題が多く取り上げられるようになると、テレビ等でも大きな金額を賭けることを控えるようになる可能性があります。

これまではタレントさんが1レースに1万円ないし数万円賭けているシーンをしょっちゅう目にしていましたが、どの出演者も1レースあたりの投資額を3,000円くらいまでに収めるようになるかもしれません。
そうなれば「せめて配当だけは大きく」というムーブが一定数発生するはずで、それは私が主張してきたスタンスと合致します。

ギャンブルの新セオリー

ギャンブルの新セオリーは、「少額投資で大きなリターンを狙う」です。
まずは投資額を最小限にするところから、ギャンブルを長期間継続していくルーティンを身につけましょう。
お小遣いの中から数十万の馬券を当てることこそ最高のよろこびなのです。

詳しくは「新馬券術、ロッタリー」をご参照ください。

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