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米子Sで帯封未遂事件

こんにちは、オオイシマーフィーです。

これまではこういう記事は書くのをやめることにしていたのですが、今回あまりにも大きかったのでみなさんにも共有させていただくことにしました。

今週6/17(土)の阪神11Rで「米子S」(よなごステークス)というレースがありました。
阪神の1600m戦で、直線勝負になることが多く比較的得意意識のあるコースでした。
このレースの結果が、三連単の配当で122万3,130円でした。

そのレースは13頭立てで、⑬のジャスティンスカイ(鞍上川田将雅)が単勝1.7倍と圧倒的に支持されていました。

私はジャスティンスカイに注目しつつ、血統と馬柱から他に3頭の馬をピックアップしました。
⑤ラインベック(7人気)、
⑨グレイイングリーン(6人気)、
⑪メイショウシンタケ(10人気)。

⑬ジャスティンスカイを軸に、⑤、⑨、⑪への三連単マルチで買うことにしました。18点で1800円。
ジャスティンスカイが3着を外すことは考えづらかったですし、相手は3頭とも穴馬だったので、どれが来てもよかったです。ジャスティンスカイも勝ち切るかまではわからなかったですし、オッズの中には60万の配当もありましたので理想的な馬券を組めたと思いました。

ジャスティンスカイが走ってたら⑬→⑪→⑤(14万)か⑪→⑬→⑤(47万)あたりだったのでは。

そしてレース、軸馬のジャスティンスカイは道中を中団後方で追走しつつ3~4コーナー中間から先頭集団を射程圏内にとらえに徐々に進出。
先頭集団が直線向いてグレイイングリーンとメイショウシンタケはまだ馬群の後方でしたが、好位のインで追走していたラインベックはまだ先頭集団にいました。

直線を向いていよいよギアをトップに入れようとした軸馬のジャスティンスカイは、馬群の中で他の馬とぶつかり失速。それでもなんとか促す川田騎手。しかしラストの坂で完全に脚が止まり、馬群に沈みました。

一方ラインベックはまだ最内を強襲していました。ロスなく回ってタメにタメた脚を最後の200mで爆発させていました。

そして、馬群のやや外目からメイショウシンタケが異次元の切れ味で一気に先頭まで突き抜けました。ラインベックは2番手。3番手には⑦ウイングレイテストがいました。

大外からはグレイイングリーンが3番手にいたウイングレイテストを猛追し、ゴールに入線する瞬間をハナ差かわして先着。3着に入線しました。


そうです。私が相手に買っていた3頭で10番人気、7番人気、6番人気のタテ目三連単が完成してしまったのです。
配当は約122万円。

私の買っていた軸1頭マルチの軸をどれか他の馬に変えるか(18点1800円)、いっそ4頭のボックスで買っていれば24点(2400円)で122万円が手に入っていました。

客観的に見れば、3着を外さない馬を軸に、「あるかもしれない」穴馬を相手に三連単を買うのはある意味理想的というか、セオリーだと思います。
仮に1.7倍もかぶっている馬を切って、その馬に来られたら元も子もありません。

ただ、私も馬券を買う時に一瞬かすめました。
「1.7倍の馬が絡む時点で夢の配当は期待できないけどそれはいいのか」
しかし
「とはいえ相手3頭の穴馬ボックスを足して24点にするのは買いすぎなのではないか」と思い、結果的に
「まぁ、そんなことは起こらないだろう」
といつも通りの軸1頭相手3頭の三連単を買いました。
その結果がこれです。


よく考えれば、私の軸1頭相手3頭は、
「穴馬が軸、人気馬が相手」
のこともあります。
もうだいぶ前の話になりますがサンディレクションが1着になり39万円を手にしたレースではこの形でした。
この場合、相手の人気馬ボックスを買い足すことにはほぼ意味がありません。
(配当が安すぎてガミる可能性が高いのと、的中する保証も無いため)

そう考えると、「穴なら押さえておけ」という私もここで何度か書いてきたことが正解で、ボックスで買ってケアするなどでそれを実行に移せなかった私のミスでした。

「賭けるのに大金はいらない。小額でもいいからただ自分に都合のいい三連単を買え」
と言い続けて来たのに、それを私自身が体現できなかったことにかなり打ちのめされました。
「軸をずらす」「ボックスにしてみる」などの欲をかく気持ちがあれば、122万円掴むことができたのに、、というやりきれない気持ちです。

でも、やはりこの馬券術の正しさは証明できたと思います。
私がローズSで約150万円を当てたのはもう3年近く前のことですが、いまだにそのときから馬券収支はプラスのままですし、今回的中してればまたプラスを上積みできるところでした。

「信じ抜く心」「ホームランを狙う気持ち」「この馬券で人生を変えるという気概」
を忘れてしまったがために起こしてしまった事故だなと思いました。

ディープファンの私が、ディープ系産駒の三連単の122万馬券(しかも3、4着はハナ差)を、私の馬券術(ロッタリー馬券)で獲っていたら、こんなに最高のストーリーはありませんでした。

ただ本当に「紙一重で大ホームラン」という特大ファールはお見せできたので、一定の正しさは改めて主張できたと思います。

みなさんももう一度この「少点数で三連単を狙う」というロッタリー馬券で大逆転の一撃を狙ってみてほしいです。

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