滋賀暮らしは「旅行気分」でずっと楽しい
2歳ころから30年以上を暮らした京都。正直、ずっと京都で暮らして、死んでいくんだと思っていた。
それが変わったのは10年前。ふわりと滋賀・彦根に移り住み、短期で京都に戻るつもりが、結局居着いて結構な月日が経ってしまった
彦根在住10年を超えたけど…
でもまだ観光気分だし、10年経ってもまだまだ楽しい
京都暮らしも心地よかった
暮らしていたのは「伏見」。京都でもかなり南の方で、「伏見は京都じゃない!」なんて言われちゃうような場所
決して中心地じゃないけど、京都駅までは10km、京都の繁華街四条界隈へも15~17kmほど
電車に乗ればさっと動けるし、自転車でも行ける距離(趣味がサイクリングなので)
さらに大阪にも通勤圏内。京阪電車を使って、本町や京橋の会社に何年も通っていた。だから大阪もパパッと行ける距離。かつては心斎橋や難波、梅田で随分遊んだもの
だから京都暮らしに不満はなく、ずっとそこに住む気だった。
実はマンションも買っていたくらいなんだけど…
彦根は性に合っているのか?
彦根って実は京都に似ている。「天皇さんのお膝元」だった京都と、「お殿様に全部お任せ」だった彦根。いろんな面で似ているなぁと感じる
移り住んだ当初、「彦根は結構クセがあるよ」みたいなことを言われたんだけど、自分たちが京都人だったからなのか、鈍感だからか、はたまた子供などがおらず、ほんとうの意味で地域に溶け込んでいないからなのか…
意外と違和感を覚えず、ストレスも感じないで今に至る
ちょっとお買い物でも遠い とか
クルマがない生活だと結構不便 とか
イベントごとには参加が大変 とか
交通費がすごい(大阪に行くと往復4000円かかる) とか
いろいろ思うところもあるにはあるけれど… でも不満・不便よりも圧倒的に「楽しい」が上回っているので、ずっと楽しく暮らしている
今もまだ観光気分
楽しい理由は、10年経ってもまだまだ観光気分だから
観光地が近い
住んでいるのも、店を構えているのも彦根城からほど近い地域
今は引っ越したけど、最初に住んだ場所は彦根城の表玄関からほど近く、裏には観光客を対象としたちょっとお高いホテルがあった
だから家の周囲はすべて「観光地」。いつまでも楽しい
他にも長浜、近江八幡、多賀… 気軽に行ける場所観光地もあり、城や寺社があり、走って楽しい道がある
さらに立ち寄りどころや美味しいものがあり、道の駅や直売所がある
ずっと観光気分
自然が近い
彦根で好きなところは、自然が近いところ。ちょっと走ると山があり、川があり、湖があり…
自転車を趣味にする自分にとってはものすごくいい環境がある。
サイクリングしやすい道があり、写真を撮って映える景色がある
これもまた観光気分な理由
商店街が近い?
以前住んでいたところは団地ゾーン。完全なベッドタウンで、職住はきれいに分離されていた。お買い物ゾーンはあったけれど「商店街」というほどではなく、商店街は「遠くからお買い物に行くところ」だった
だけど、今住んでいる彦根で2箇所目の家は商店街の中にあり、自営業のお店もまた別の商店街にある。
今までの人生にはなかった「商店街べったり生活」。
コロナ禍でさすがに減ったけれど、年に何度もお祭りがあり、屋台が出る… とくに春~秋はホントにいろんなイベントがあって。
これもまた「観光気分」な理由
ずっと旅の途中感
この10年、なんだかずっと「旅の途中」感
地に足をつけて生きているんだけど、それでもなんだかふわふわ
「生活≠旅」みたいな感覚が楽しいから、少なくともまだしばらくはここにいるのかな? という気がする
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