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《キンカノート》 少し成長したヒナたちの寝床を考えてみた。

ちょこまかと動くようになったヒナたちには何かと危険なことが増えて来た。
かと言って24時間見張るわけにはいかないので、まずは落っこちてケガをしないようにと高さの無いキャリー用の小さいケージに柔らかいコットンのスカーフやタオルを敷いて寝かせるようにしてみた。

ゴマぽんのケージにあるつぼ巣にはもう入りきらないくらいみんな大きくなったし、
万が一つぼ巣から転げ落ちたら大変なので、家ごと二階建てから平家ひらやに移した感じだ。

そして、ごまぽんのケージからも常に見える位置に置いたので、お互いに呼び鳴きやソワソワする様子もなく安心してそれぞれのケージで過ごせるようだった。

外にいるのはゴマだれ(左)とぽんず(右)

写真では見えないが、スカーフの下にはお湯を入れた小さなペットボトルにタオルを巻いた“簡易湯たんぽ”も二個入れて、冷める前に新たにお湯を入れ直すようにしていた。

これがなかなか面倒臭いのだが、成鳥でも寒さに弱いのだからヒナだと尚更注意しないといけないと!と、そこは特に気をつけて頑張った。


さて、

ベイビーの特権をフル活用し、寝て起きるとすぐに餌をねだり始めるおチビちゃんたち。

すると、どこでまったりしていようとピクッと反応し、カツカツカツッと急いで餌をほおばりすぐにやって来るゴマだれとぽんず。親の鑑としか言いようがなかった。ブラボー!

お、今回はお父さんが餌やりかな


ヒナたちの、シャーシャーシャー!と元気に餌をねだるこの声はとにかく可愛い。

産んだわけでもない飼い主でさえ、
“あ、ごはんをやらねば!”
と反応してしまうフシギな力があって、
成長するにつれもうすぐ聞けなくなるとのかと思うと少ししんみりしてしまう。


ヒナが無事に孵化して2週間が過ぎた頃。

一生懸命に餌をやるゴマさんや
ケージの外で見張ってるぽんちゃんの姿も
もうすぐ見れなくなるんだなぁ・・・

と、少し切ない気持ちになる時期でもあった。


photo : 2021.02.



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