大阪国際国際工科専門職大学 総合型選抜体験記
初めまして、河野陸と申します。先日大阪国際国際工科専門職大学(以下IPUT)の総合型選抜選抜(第一回)を受験してきました。
コロナの影響もあってか、認可がなかなかおりず、IPUTの情報が少なくて不安になられた受験生の方も多いと思います。本noteではそんな多くの受験生や来年受験予定の高二生に受験するにあたっての情報をお伝えできればと思います。
当日のスケジュール
毎回そうなのかは分かりませんが、私が受験した第一回では
10:00 開場
10:40 集合完了 点呼
11:00 ~ 11:50 適性診断Ⅱ
12:30 ~ 17:40 面接
といった具合でした。
面接の時間はおそらくランダムに組まれており、適性診断Ⅱの後に面接開始時間が記載された用紙を各自配られることになります。完全に運ゲーではありますが、面接が終わり次第帰ることになるので運が悪いと17:40分まで控室で待つことになります。(第一回は人数の都合上14:20が最終面接でした)
控室での注意点
自分の面接時間を待っている間、控室で待機することになりますが、注意して欲しい点が3つあります。
1. 電子機器の使用は一切禁止
2.トイレなどで退出する際は挙手をした上で職員の方の付き添いが必要
3.本と食事を忘れると地獄を見る
まず、控室では電子デバイスが一切使用できないため、面接までの間にスマホにメモっておいた面接対策を復習しよう!なんてことは一切不可能です。ノートに対策を書いて持ってきている方もちらほら見られたので、直前に対策したい方はおすすめです。
二つめに関してこれが結構めんどくさいというか、普通にトイレくらい行かして欲しいというちょっとした愚痴です。静まりかえった控室の中で挙手をし、お手洗い行きたいです!とわざわざ言わないといけません。私はとてもトイレが近いので待機中の2時間半で3回もトイレに行ったわけですが、付き添いの方になんだか申し訳なくなりました。恥ずかしがり屋の方にとっては結構億劫だと思います。
最後がもっっっっっとも気をつけて欲しいです。受験日より前にIPUTから受験票と受験上の注意という書類が送られてきますが、見落としがあり、私は本もお昼ごはんも持って行きませんでした。そのため空腹状態で椅子に座ったまま前を数時間見るだけの時間が発生しました。ですので当然重要な書類に目を通すのはもちろんのこと、本や自習できるモノ、お昼ご飯は絶対に忘れないでください。
試験内容
おそらく皆さん試験内容が最も気になるところだと思います。事前の情報通り、総合型選抜では適性診断Ⅱ(50分)と面接(15分)の2種類の試験が用意されていました。
適性診断Ⅱについては映像による受講式試験と説明されていますが、実際にはまず、TED talks(お偉い学者さんとかがスペーチするあれ)の約12分の動画を見ます。内容は新技術に関するものです。(3Dスキャンの話とか) その後、動画に関する内容を問う問題が出るのですが、めちゃくちゃ英語メインの試験です。正直、面接が得意だからといって真面目に勉強してこなかった人は詰みます。実際に私の後ろの受験者が問題を見た瞬間に「終わったぁ....」とため息をついたのが聞こえました笑
ここでお得情報。この動画は日本語字幕・英語音声になっていて、ほとんどの人が字幕に気を取られて英語が耳に残らないと思います。ですが問題の中で5問くらい話していた英語がそのまんま空欄補充として出てきます。つまり英語音声をなんとなく聞いてるだけで考えずとも5問は取れます。(リスニングが壊滅的な人は練習するべし)
最後には動画で解説された新技術を使ったサービスを考案する問題もありますが、時間の都合上他の問題に気を取られていると何も思いつかない可能性があるので気をつけましょう。
面接に関してはどの受験生も一貫して「将来やりたいこと、夢、目標」についてひたすら掘り下げて聞かれます。面接官は二人いますが、基本的にどちらか一人がメインになって質問をしてくださります。ですので本当に気楽に一対一で夢について語れば良い結果に繋ると思います。(あんまりよく考えずにそれっぽい夢を語ると掘り下げられて答えられなくなるので注意。)
合格に向けてしてきたこと
最後に私がIPUTに合格するために取り組んできたこととそれらを踏まえた上でのアドバイスをお話ししたいと思います。
私は志望校としてIPUTを決めた翌日からプログラミング学習を始め、半年間でwebサイト制作、webアプリケーション制作、中高生プログラミングコミュニティの運営とそれなりに多くのことに携わりました。サイト制作もアプリ開発もお仕事として受けることで自分が既に子供ではなく、社会には一人のビジネスパーソンとして認識されていると気付き、責任感が身につきました。
なにも読者のみなさんが独学でプログラミングを学ぶ必要はありませんが、何か夢に向かって熱心に取り組むことで多くの経験と学びがあると思います。そしてその結果、面接で何を聞かれても面接用に考えてきたテンプレートではなく自分のリアルな思いを答えるだけなので楽に合格できると思います。
アドバイス一覧
・まず出願はできるだけ一番乗りで出せ!(できるだけ直接手渡し!)
・なんでもいいから熱心に取り組め!
・資格を取れ!(私の場合: 英検・漢検2級 ITパスポート Pythonエンジニ ア基礎資格)
・面接では楽しそうに夢を堂々と語れ!
・英語はできるだけ勉強しておけ!
終わりに
本noteを読んでいただき、ありがとうございます。IPUTの受験を考えている方々にとって有益になればいいなと思い、本noteを書きました。これからもIPUTに関する情報や日頃の気付き、プログラミングに関すること(これは多分別サイトに投稿すると思うけど...) などなど情報を発信して行きたいと考えていますので、ぜひチェックしてください。また、プログラミングに興味がある方で仲間や成長できる場所をお探しの方がいましたら、中高生プログラミングコミュニティ「Aimoon」がお待ちしておりますのでご連絡いただけると嬉しいです。
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