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2023年1月 ぽかぽかサロン@あいパル

1月27日、あいパルにてぽかぽかサロンを開催しました。
戸田市内の不登校当事者、親子参加3組・親の参加2名、計8名の参加でした。
親と子ども達で一緒にカードゲームをしてから、子ども同士と親同士で過ごしました。

親は日頃の困りごとをシェアしあいつつ、少しだけ、不登校の子/普通の子 と分けることについて、考え合う場面がありました。
振り返るとそれは、「インクルーシブ教育」についての対話だったのだと思います。

今年度、戸田市の全小学校に「ぱれっとルーム」という名前でサポートルームが展開されていますが、お子さんが利用しているという2家族から話題の提供がありました。
S小は、本人のやりたいことをやらせてくれる雰囲気があり、レゴをやったりしたそうです。T小は別室で勉強しているという雰囲気で、課題やドリルをしているようです。
各校ぱれっとルームの雰囲気は、担当の先生によって異なるようです。先生方も模索中なのかもしれませんね。

その流れで、T小の以前の校長先生の話になりました。
不登校に理解がある校長先生で、ぱれっとルームは子ども達にとって居心地のよい場所だったそうです。ところが、「あそこの教室に行きたい」と言う子が多くなり問題になってしまい、利用制限の方向になったようだ、との話でした。

学校でしんどい場面で休める場所に行ける事、逆にエネルギーがたまったら学級に戻れる事、この状態の行き来が自由にできることが大事なんじゃないだろうか

不登校の子/普通の子 と分け、その間に境目があることが、休み始めた子は戻りにくく、疲れ始めた子が休みにくい、子どもに無理を強いる仕組みになっているのではないか? 

これだけ不登校の子の数が増え、誰にでも起こりうる事であるなら、休息の大切さをもっと大事にしたらいいのに

こういった話がでました。

日野市の小学校では、誰でもいつでも、先生に断ればお休み部屋に行って休める仕組みだそうです。
そういった事例についても考えながら、900枚のプリントの半折り作業、無事に仕上げることができました!


広いのに すみっコ

子どもって、どうしてすみっこでギュッと集まって遊ぶんでしょうね笑
この後、あいパルの中庭で追いかけっこをして走り回っていました

PTAに協力

『「子どもの幸せ」を学校とともに考えるための道しるべ』
両面印刷の900部を半折りする作業をしました!
戸田東小の全家庭配布のお手伝いです

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