ただただ楽しんだ山【2015.03 金比羅山・星ヶ城山】
学部の同期と卒業旅行に行った。
行き先は香川県にある金比羅山、そして小豆島の星ヶ城山。
書くことなど特にない、ただただ楽しんだ山。
はたしてこれを登山と呼んで良いものなのか。
ぼくたちはたしかに、山に登りに行った。
しかしそれは目的でも何でもなく、たまたま僕たちの卒業旅行のうちの一つのプロセスにすぎなかった。
僕たちはたしかに登山をしたが、それはただの登山ではなく、ぼくたち同期にとっての旅のほんの一部分。
ぼくたち3人にとっての旅の場として、そこに山があっただけともいえる。
ぼくたちは金比羅山と星ヶ城山の自然に見守られながら、旅の時間を過ごしたと同時に、僕たち同期の旅の一幕を山の中に置いてきた。
ぼくたちは、ただただ山を楽しんだ。
当時の楽しさが山の景色の奥底からこだまして語りかけてくる。
山に刻まれた、学生時代の記憶。
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