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フィールド

こんにちは、あおいです。
もう7月か〜と思ってたら、
さっそく蝉が鳴き始めてました。
まじで『夏』、始まっちゃったじゃん……。

ちなみにわたしは8月生まれなのですが
1年のなかで1番夏が苦手です。

ところで、6月下旬〜7月にかけて
わたしの所属するWebライターラボで
『ラボトーク』なるイベント開催中です。

簡単にいえば、
発信する側の『スピーカー』が複数人おり、
リストアップされたスピーカーから「話をしたい!」
という相手を選び『リスナー』がトーク申込みをする。
という企画。

わたしは地味にスピーカー登録しており、
ありがたいことに毎回2名程度お申し込みいただいております。

決して話が上手いタイプではないのですが
誰かとお話しするのは好きなので毎回とても楽しいです!

◇ ◇ ◇

さて、
今回のタイトルでもある『フィールド』、
これはライターなりデザイナーなりの活動する場を意味します。

わたしは現在副業でもライターやりつつ
本業はちっちゃい編プロで正社員として働いています。

TwitterをはじめSNSでは定期的に
Webライターとライターの熱き闘い(?)が繰り広げられていますが
ま〜〜〜〜なんというか不毛、ですよね。(本音)

SEOライティングも
インスタライティングも
書籍執筆もパンフ制作も新聞広告も経験したうえで
個人的な感想を述べると『まじでぜんぶ別モノ』です。

根本にあるのはもちろん
『情報を言葉で伝える』なのですが
集客方法も違うし、物理的な構造も違うわけで。
そりゃ求められるスキルも当然変わってくるわけで。

同じ陸上競技の選手同士であっても
短距離選手が長距離選手に100m走の速さで、
長距離選手が短距離選手にフルマラソンのタイムでマウント取ってたら
普通にその無意味さが伝わると思うんですけど、
なぜかライターの世界だとそうはならんのですよね…不思議だ。

曲がりなりにも理系なので、
何かを比較するときにはできるだけ
条件を揃えるべきだと思うんですよね。

ちなみにわたしは
Webライターを3年?近くやってて
編プロライター歴が1年3ヶ月とかですが
KW選定やらサジェスト云々やらは…サッパリです。(小声)

一応ググればわかる程度の内容は理解してるけど
実際に手を動かしてバリバリ構成作った経験が乏しく
このへんは下手したらライター歴半年とかの人のほうが詳しいかも。

一方で、書籍執筆に関する知識や
新聞案件のお作法、取材のコツみたいなのは
本業で携わっているだけあってほかの人より詳しいです。たぶん。

あとはインスタライティングも継続案件で2年近く、
最近はわりと大きめの企業アカウントも担当してるので
Instagramならではの執筆のコツもわかってるはず。たぶん。

でもそれで
書籍案件やったことないWebライターに向けて
「書籍やとこういう苦労があるけどWebは楽でいいよね〜(仮)」とか言うつもりはなくて。

だってどっちにも異なる種類のしんどさがあるから。

フィールド違う人にマウントとって何になるねん、と
思うわけです。

先述したとおり、
わたしは逆にSEOのお作法には疎いですし
おそらく弊社のメンバーはもっと、です。

なので例えSEO記事しか経験がなかったとしても
そのジャンルに強いWebライターはすごいなぁと、
これは本音で感じています。

で、まぁそれは逆も然りで
書籍や新聞案件やったことない人に
「ライターなんて文章書ければ誰でもなれる!」とか
こう、広義のライターを語られるのもちょっと違うよね、と。


これは別業界の話ですが、
canvaしか使ってない人にデザイナーを
名乗ってほしくないのと似てるかも。(ごめんなさい)

canvaというツールは素晴らしいし、
それを使って作ったコンテンツも普通に素晴らしい。
あと早い。なのにいい感じ。早くて安くて上手い。

インスタやブログのアイキャッチとは
めちゃめちゃ相性いいと思います。

でも、所詮という言葉を使うと
多少乱暴かもしれませんがcanvaは
『素材ありき』、みたいなところはあるかなと。

例えばパスツール使って
自分でゼロからオブジェクト作ったり
既存フォントの形をピクセル単位で調整したりとかは
してない…ですよね?

だから、そういうことまでする『デザイナー』と
いわゆる『canvaデザイナー』は棲み分けをして
それぞれのあり方を否定せず、干渉せず、が平和よね、
というのがわたしの持論です。(異論は認めます)

繰り返しにはなりますが、
canvaデザインもわたしは専門ではないので
それで仕事を受けている人は十分立派である、という前提です。


どっちが正しいとか、偉いではなく
でももう『別フィールド』なんよねということが
共通認識になればいいなぁ、なんて。

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