夜な夜なちょちょぎらせる涙。ペットロス。

夜になると暗くなる。空のことではなくって、気分が。ふざけてないよタイトル。


毎日仕事が終わって、家に帰る。ありがたいことに定時で終わる。あんなに早く帰りたかったのに、今は家に帰っても何もない。前にも書いたけど、家に帰ると、いぬのいない現実に打ちのめされる。あれから10日以上経っているのに、いまだに夜になると無性に悲しくなる。


ペットロス。ネットで調べると、いろんな原因だったり解決法だったり出てくる。相談サイトもあった。でも、何一つピンとこないんだよね〜。解決する気がしない。というか、時間が解決すると思っているから。どこかの相談窓口だったり、気晴らしの方法だったり、そんなん無駄だと思ってるから。


その昔、高校2年生上がりたての新学期、仲良くなったお友達とクラスが見事に離れた。元々、人見知りでもあるし、友達作りがめんどくさいタイプでもあるし、浅く広くなんてめんどくさーーって思うような人。そんなのが1年の時にやっとできた友人とクラスが離れさぞかし落ち込んだ。新しい友達を作るんではなく、休み時間に友人のクラスに遊びに行っていた。


そんな中、新学期お決まりのお掃除の班決めが行われた。もちろん不参加。空いてるところに勝手に入れてくれと言わんばかりに、ポーッとしていた。見事にスクールカーストのてっぺんのグループに入れられた。もちろん掃除サボるよね〜。サボっちゃダメよ。


掃除時間に学校をうろついてたら、保健室の隣にカウンセリングルームなるものがあるのが目に入って。なんだろと思って覗き込んだら、そこにいた先生に招き入れられた。なんか悩み事でもあるの?と。優しく聞いてくれた。


「グループの子に必要とされてないから掃除サボってる」と。

「そんなことないよ!」と先生。いやあるだろ。キラキラ女子の中に地味な人ひとり。その子たちも扱いづらかっただろなと。優しい良い子たちだったけど。そもそもの性格も違うし、自分がいない方があの子らも楽だし、居場所がない旨相談したらそのお言葉。そんな言葉求めてないですと。そもそも何を知ってるんだと。色々言ってたけど、何も響くことなく、「そうですかね〜とりあえずがんばります〜」と適当に伝えて部屋を後にしたっけな。先生はやったぜ!みたいな顔してたな。


結局、自分の心は自分でしかわからない。求めてることなんて人それぞれで。少なくともわたしは、打ち明けたとて、そんなことないよって慰めて欲しいわけではない。当時は、わたしの事も彼女たちのことも名前すら知らん先生が、何をもって「そんなことない」と発言しとるんか・・・って思ってた。冷めてるのわたし。でもその先生が救いになる人だってたくさんいる。うんうん。


その時も、なんだかんだ時間が経って自然と友達もできてあーなってこーなって。最初の悩みなんか忘れた。ちなみに掃除については、新しくできた友達のところに勝手に移動した。時間てすごい。


ペットロスに戻るけど、亡くした悲しみの表現だって人それぞれ。わたしは悲しみを表に出さない。出したいけど出せない。だから夜な夜な一人で涙をちょちょぎらせてる。正直つらい。会いたすぎて、触りたくて、抱っこしたくて「あ、死ねば会える・・・」って思ってしまった事に度肝を抜かした。ほんとはなかなか重症かもしれない。


いろんなサイトとか見かけるけど、自分にとっての解決法は、同じ状況にいる人たち、いた人たちの生の体験談。その時の思いを痛いほど感じて、ひとりで泣いてそれでなんかスッキリしている。ほんとは支えてくれる恋人みたいな人欲しいけど。心の底から欲しいけど!支えてくれるというか恋人欲しいけど!・・・・まぁ、だからその時々や、今の思いを書こうって思った。


今日も夜にはきっと涙をちょちょぎらせているんだろうけど、いつの間にか寝ているわけだから。寂しいけど、いつかはその時間も減ってくるわけだから、今はとことんその時間を大事にしようかなと思ってるわけであります。


でも夜つらいなぁ〜〜〜〜それにしても外の明るさってすごい!

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