戦争したい発言とメガネ
今日は「戦争したい発言と編集メガネ」というお話をしたいと思います。
音声はこちら▼
https://stand.fm/episodes/668222a222b2b6aa041f8de0
これは何を言ってるのかと言いますと、『小朝がまいりました』というNHKのバラエティ番組の中で、収録中に100歳の男性の方が
『また戦争してぇなあ』っていう発言をして、それがカットされたんですね。
今のご時世だと、ウクライナとロシアの戦争だったり、ハマスとイスラエルの紛争だったりがあるので、かなり不謹慎な発言ではあると思うんですが、
現実だと戦争の体験者で悲惨な体験とかがよく言われるんですけど、結構武勇伝を語りたがる人も多いそうなんです。
うちのおじいちゃんも、東京大空襲の被害者だったんですけど、空襲を受けた時に山に逃げたんですね。
んで、逃げて焼夷弾を落とされる東京の街並みが『すごくきれいだった…』とかって言ってたんです。
逆にリアルなんです。
わたし達、受取側が想像してるのより逆の答えかもしれませんけど、リアルなんですよね。
NHKがカットしてるとかっていいますが、今回のこのお話でもそうなんですけど、
要はテレビとかに出されるものって加工処理されてるんです。
偏った情報ばかりをやっぱ受け取りがちになってしまったりしちゃうんですね。
そういう加工処理された、他人のメガネで私たちは物事を見ていたりします。
今回の場合、自分で見たことじゃなくてNHKというメガネをかけて、そこから得た情報になる訳です。
だから、どうしてと加工処理された情報になっちゃうんですね。
なので、
加工処理された情報だけでなく、本当に戦争を体験した人に直で聞いてみるとかっていうのはやっぱりすごくリアルがあって生々しいので、それが戦争なんだなとも思ってしまいます。
記事にも載ってたんですけど、友人のおじいさんに話を聞きに行ったそうなんです。
戦争の聞く側としては、悲惨な戦争の体験を話してくれるんじゃないか?って期待していったりします。
「勝ってる戦争ほど愉快なものはない!」
とか
「銃を打っていくと、敵の兵隊が犬っ子みたいに悲鳴をあげて倒れよるんじゃ!」
みたいな話をやっぱりするそうなんですね。
とても不謹慎だと思うんですけど、リアルじゃないですか。
私たちの現代は、どっちも知れる時代じゃないですか。
どっちにしろ戦争は良くないんですけど、平和の方が100倍いいんですけど、
インターネットで世界中どこでも繋がってる時代に、加工された情報も加工されてない情報もどちらも聞けるというのが、今の時代の面白いところなので、そういうところは重要なんじゃないかと思います。
というわけで
戦争を経験したおじいちゃんの「また戦争してぇなあ」発言がカットされた件についてお話ししました。
戦争では結構悲惨な体験が語られがちなんですが、実は武勇伝を語りたい人も多いというリアルなお話です。
んーーーー
とにかく戦争が与える影響はマイナスでしかないんじゃないかなとも思いました。
それではまた!