人生にタイムオーバー失格などない
吹奏楽コンクールに出ると、
たまに、12分(A部門)の演奏制限時間をオーバーして、
いわゆる「タイムオーバー失格」
審査対象外になるという事態に出くわします。
11年前の8月、
九州大会でも全国大会有力視された学校が
これになりました。
会場で、タイムオーバー失格を告げられたのに立ち会ったのは、
この時が初めてでした。
ものすごい場内の悲鳴と、衝撃に襲われたのを覚えています。
自分がお手伝いする学校や団体では
遅くとも
前日ランスルーで規定時間より15秒余らない場合は、
カットする場所を増やすか、巻く場所作るかの
対策を取ります。
でないと怖くてステージに送り出せません。
アンサンブルコンテストでそれでも打楽器の持ち替えに手間取り、
時間は確保していたのに4:57でギリギリだったこともあります。
どんなに地獄を這いつくばってでも
この一件は九州では結構な事件になり、
当該校は2年後にこの曲をリベンジして、
全国の座を2年連続で奪還するのですが
人生に12分の制限時間なんてない
続けようと思ったら
最後の瞬間までが
変な言い方、大会みたいなもの。
振り返った時に自分の中で金賞代表最優秀
あげられるなって思えば、
それで充分なんです。
Twitterのネタで
人生タイムオーバー失格になる、
って言ったこと
あの時ネタだったとはいえ
ちょっと後悔してます。
でも、
本当に
人生にタイムオーバー失格などない
だから、
個人的に今から地獄を這いつくばる可能性があっても、
生きます。
そして、伝えます。
さて、今日は午後休取れました。
大嫌いな業務内容を午前中こなして、
午後からは福岡に向かいます。
無限に与えられた時間の中で
辛くても、生きて
伝えていきたいと思います!
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