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3年連続

今年の冬は、当日までにいろんなドラマがありました。
取り上げてみた曲が想像以上に難しかったこと。
レッスン受けて頑張ってもなかなか上達しなかったこと、
10月11月、楽器以外のことで病んだこと。

それでも無我夢中で練習したし、
一週間前には熊本県大会を聴きに行って、
「難しい曲だからこそ、ゆっくりからするのもだけど、
サウンドとハーモニーを大事にしよう、
合ったらどんな響きがするのか取ってみよう」

現代曲のよさをこれで知りました。
後にこれが、当日俺が「盛大にやらかした」ことを
大きくリカバリーしてくれることになります。

何より今年は例年以上に
「最後まで諦めない」ことの
大事さを思い知りました。

当日でもどんどんよくなっていって…

なんですが
リハ室からすでに異変が始まっていて、
他のメンバーから今年も
○○の○○ブースに
クローズドトーンホールみてもらったら?
って言われて行ったんですが、
リハ室でそこと関係ない音が、あれ?ってなって
出ないと終わる箇所を最後に確認してもらったくらいでした。

その時はちゃんと出たので安心したんですが

本番。

真ん中のレ周りが壮絶に出にくい。
それで変な音を出した箇所もありました。

この音が変な音になったら終わり、って場所は
咄嗟にサイドキーで取るとかいう
自分でも信じられない芸当もしました。
(よく瞬時に判断できたと自分を褒めたい)

そして、あんなに悩んだ二箇所のカデンツァは
どちらも、奇跡みたいに決まりました。
これは嬉しかったなぁ…

で、
最後の音が音になりませんでした。
これは本当に絶望しました。

終わった瞬間。
ごめんなさい、消えたい…
って気持ちになりました。

成績発表。
うちの前の柔らかい素敵な音を出していたトロンボーンアンサンブルが銀と言われて
職場一般で知ってる限り出た記憶のない色を覚悟しました。

しかし!
「ゴールド金賞」

今年は結果を理解するのに一瞬、いや、2秒くらい
頭がバグりました。
今年は絶対にないと思ってた色…

許してもらえた!!!

感情がジェットコースターみたいな1日でした。

許してもらえて、報われた。
審査員、他のメンバー二人、
アドバイスくれた人、
レッスンでお世話になった先生、
その他、いろんな人に…

過去2年が
「人生で一番嬉しかった金賞」
「人生で一番びっくりした金賞」
からの今年は
「本当に感謝しかない金賞」
になりました。

やったー!!!!

しかも講評用紙、ジャッジを開いたら
過去3年間で最高点。
順位は昨年より一つ下がりましたが、
代表、その他金賞、銀賞、は
今年は明確にはっきり分けられた点数分布だったので、
その他金賞の団子集団の中に
自分たちがいさせてもらえたことに
本当に感謝しかない。
講評は一人からはボロカスでした。
(…かなり濃い味の演奏したはずなのにもっと表現しろと言われたけど、あれ以上やったら演歌だと思う…)
その他の審査員からは身に余るありがたい言葉をたくさんいただきながらも適切なアドバイスをいただきました。

やっぱりアンコンの金賞はうれしい。
これだからアンコン厨はやめられない。
来年はおそらくメンバーが変わりそうだし、
アンコンの時期に他にしたいこともあったりするので
どうなるかわからないけど、
サックス頑張る原動力になります!

叶えたい夢…

いつかは県代表になりたい。

7チーム以下なら1つ、8チーム以上なら
2つしかない枠だし、
狙って取れるほど甘くない、
本当に、どこに出しても通用するくらい上手くないとなれないし、
何より色を狙いに行く邪念を過去3年は
極力捨ててやってきてるから、

とにかく究極にいい演奏できたら
そのおまけで代表ってなれると思ってるけど、
いつかはいけたらいいなぁ。

来年の九州大会は沖縄だし…

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