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自己紹介③過去編


早く大人になりたかった

幼少期



気づいたら絵を描いていた。
塗り絵は好きじゃなかった。表紙のようにきれいに塗れないから。
パズルは好きじゃなかった。時間がかかるから。
色鉛筆が宝物だった。赤と青は王女と王様で、桃色と水色はお姫様と王子様だった。
園のお遊戯会が好きだった。踊ったり練習する時間が楽しみだった。
よくお留守番をしていた。家の周りを散策して、葉っぱで薬を作っていた。

同年代の子は、お昼寝の時間に私のズボンに手を入れてまさぐってきた。
今思えば夢だったのかもしれないけど、数人の男の子にそういったことをされて嫌だったから、園に行きたくなかったのかもしれない。誰にも言えなかった。
女の子も、鼻をほじったものをわたしに食べさせようとするわけのわからない子がいた。
とにかく、みんな幼くてバカらしいなと思っていた。
初めて、絵の賞を取って、入れ替え式の色鉛筆をもらったことは嬉しかった。父は陸軍なんだけど、戦闘機F16に一緒に乗った絵だ。

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