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自由に使える2ヶ月と100万円があったら何をする?(31歳会社員の場合)

何ともココロオドル(Enjoy!)表題だが、宝くじに当たったわけでもなく、営業成績トップをとってご褒美にしばらくゆっくりしてこいとスペシャル休暇をもらったわけでもない。

説明しよう。

会社、2025年1月末でクビになりそう。

2ヶ月 → 無職期間の限界を大体3か月と見積った場合、2ヶ月はリフレッシュ、最後の1ヶ月で死ぬ気で就職する
100万円 = 銀行残高+有休消化でもらえる最後の給料-失業手当が降りるまでの最低限の生活費

ギリギリでいつも生きているッ。

早速だが私の考える「自由に使える2ヶ月と100万円があったらやりたいこと10選」を発表させてほしい。


①東南アジアの激安ゲストハウスで1ヶ月インプット奴隷合宿
期間:一ヶ月
予算:15万


インプット奴隷合宿ってなに?あっちの世界?って思った人はここを参照してくださいってページを探したら特に見つからなかったので簡単に説明しておきます。
インプット奴隷合宿というのは、ゆる言語学ラジオというYoutubeチャンネルの中で提唱されている、読書のために行く旅行である。知識のインプットを目的としているため、遠方にはいくものの観光は一切せずにホテルにこもってひたすら読書をするそんな旅スタイル。

ゆる~チャンネルのお二方は、よく温泉旅館で奴隷合宿をされており、読書→温泉→読書→飯ビール→読書という天国みたいな生活をされているのだが、私は日本だと誘惑が多すぎる+予算の都合上むしろ東南アジアで激安ゲストハウスにこもって8人部屋ドミトリーの2段ベッド上段でカーテンを閉め切って読書に勤しみたいのである。あと毎日フォー食べたい。カオマンガイでもいい。読む本読む本一冊ごとにパクチーとナンプラーの記憶をレイヤードしたい。

Kindleに未読100冊強、リアル積み本30冊が溜まっているので、どこまで消化できるかが勝負。50冊読み切るまで日本に帰れないチャレンジみたいな縛りつくってもいいかも。

②ダイビングライセンス取る in ダハブ、エジプト
期間:2週間
予算:40万

もう10年以上前に読んだブログの記事で、今でも忘れられないものがある。
タイトルは、「就活に失敗して死にたくなるくらい悩んだら、エジプトのダハブに行ってみるのもいいと思う。」
今その記事を探してみたらエラーで見られなくなっておりとてもショックだった。
でも記事タイトルで検索してみるとたくさんの関連記事(その記事を読んで実際にダハブ行った人たちの旅ログなど)がざくざく出て来るので影響力の高さを感じられる。

ずいぶん前に読んだのでうろ覚えだけれども、印象に残っているのは以下の部分。

エジプトのダハブは物価が安く、海がきれいでとても過ごしやすいため、たくさんの旅人が沈没している。
当時の物価で30万(日本で毎日バイトすれば1ヶ月で稼げる金額)あれば半年くらい暮らせる。
就活失敗して人生終わったと考える前にダハブに来てゆっくり休んだらいい。
ダハブでは、何かしてもいいし、何もしなくてもいい。ダイビングするのもいいし、ただ散歩するのもいいし、一歩も宿から出なくてもいい。全ては自由である。


痺れた。就活失敗しなくたって行ってみたい、ダハブ。

この記事を読んで以来、ずっと頭の片隅に「何もかも嫌になったときにはダハブを目指せ」という文言が刻み込まれていて、わりと何度も人生の窮地を救ってくれた。実際にダハブに行ったことはないけれど、困ったときにどこに行けばいいのか分かっていることはそれだけで救いとなるのだ。

そしてダハブでは世界で一番安くダイビングのライセンスが取れるらしい。(沈没スポットのくせに)

せっかく行くなら記念にライセンスとって帰りたいとも思うけど、終着地ダハブではそんな欲張りは必要ないのかもしれない、そして私は泳げない。

③ヴィパッサナー瞑想 in インド
期間:2週間
予算:10万

「世界一周してる大学生が12日間、人と話してはいけない、目も合わせてはいけない、読み書きや娯楽が一切禁止のヴィパッサナ瞑想修行(インド)に参加してきました。」というブログ記事を読んだことがあるだろうか。私はある。

そして残念ながらこちらも元記事が見られなくなっている…!
たった今気づいたのだが、あろうことか前述のダハブ記事を書いた方と同じ方の記事だったらしい。私影響受けすぎや。

ヴィパッサナー瞑想。

人と話してはいけない、目も合わせてはいけない、読み書きや娯楽が一切禁止。断食道場どころの騒ぎではない。

生まれた瞬間から今まで人と目を合わせることを禁止された瞬間があっただろうかいや無い。

物心ついた時から読み書きを推奨されることはあっても禁じられたことはない。

人と、話してはいけない。

けったいな合宿だな。本当に修行って感じ。どんな物好きが行くんだろう。
うっすら興味はあったものの、まあわざわざ行くことはないかなと思いつつ、やっぱり頭の片隅にずっと残っているブログ記事。10年越しで私に働きかけ続けているのでやっぱりインターネット文筆者はすごい。

世界の成功者はみんな瞑想をしているらしいが、私は何度トライしても挫折してしまうので、いっそこのエクストリーム瞑想トレーニングを受けて一回生まれ変わった方がいいかもと思い始めている。10日間ぶっ続けで瞑想したら、1日5分の瞑想とか楽勝なんじゃないか…。国内でも実施しているらしいが、せっかくなら本場インドで行きたい。

ちなみにGoogle生成AIによるヴィパッサナー瞑想の効果は以下。

ヴィパッサナー瞑想を行うことで、次のような効果が期待できます。

  • 頭の回転が速くなる

  • 集中力がつく

  • 記憶力がよくなる

  • 分析力が磨かれる

  • 決断力がつく

  • 創造性が開発される

  • トラブルの解消や人に優しくされる・健康になるなどの現象の流れがよくなる

  • 苦を感じなくなる、怒らなくなる、不安がなくなる、執着しなくなる

④環島 ファンダオ(自転車で台湾一周)
期間:2週間
予算:15万

台湾は良い。食べ物はおいしいし、天候は暖かいし、人は優しい。日本人には馴染みのある繁体字でメニューや看板がなんとなく読めるのも楽しい。雑貨はかわいいわ、激痛足つぼマッサージもたまらんわ、タピオカミルクティーは世界一。

台湾をぐるりと一周まわることを環島と言うそうだ。循環の環、そして島。いい言葉。
初めて聞いた時からずっとやってみたいと思っていて、もう何年寝かせているのか…。この大人の夏休みを使って、片づけたい宿題のひとつ。
全長約900-1,000km、自転車でおよそ10日間前後だというので、まあ体力に自信のない私でも2週間あれば何とかなるだろう。まあ台湾には高速列車もあるし(小声)

今まで台北、高雄、墾丁という南北両端しか行ったことがないので、一周することで台湾についての土地勘のバランスを整えたいという目的もある。
一周していけば、とりあえず台湾の地方だいたい全部行きましたよ~と言えるので。

⑤カミーノ・デ・サンティアゴ in フランス & スペイン
期間:5週間
予算:50万

ここにあげた5選の中では、時間的・金銭的・身体的負担が最も大きいと思われる。

いわゆるサンティアゴ巡礼、a.k.aキリスト教版お遍路さん。

スペインのサンティアゴをゴールに、ひたすら歩くこと、その距離何と800㎞。フルマラソン20回の距離。一日でも早く、少しでも足腰が丈夫なうちに行かなければ…。

巡礼した人のレポをいくつか読んだり話を聞いたりすると、最初の数日は靴擦れ足まめ地獄、自分のペースをつかんでからは少し楽になるらしい。

800㎞歩いたら爆痩せするのでは?10㎏くらい痩せるのでは?と思ったけど、行く先々でバルでワインとタパスで疲れをねぎらったりしてるとむしろ太るらしい。そんなはずが。行くしか!行って確かめるしか!

ただこちらは道具の準備や、タイミング、宿やマップの下調べなど準備が大変な上、生半可な気持ちでは出発できない。
とはいえ、5週間(見込み)の休みなんて、社会人は一生とれないので、やっぱりこの無職チャンスを利用したい気持ちはある。あと痩せたい。そしてスペイン飯と酒。(矛盾)

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以上が絶賛検討中の5選である。
予算と時期はどんぶり勘定ですご勘弁ください。

あなたは自由に使える2ヶ月と100万円があったら何をしますか?
ご意見大募集中。

これやったことあるよって人からのコメント、こんなのはどうみたいな投げかけ、俺だったら私だったらこれやるという企画立案、無職への優しい声かけ、アドバイスなんでも大歓迎です。

次回へ続く!

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