アニメイトに行けなくなった絶滅危惧種オタクの話
こんにちは。暑い日々が続きますね。
今日は私がアニメイトに行けなくなった話をしようと思います。※オタクへの偏見に満ちています。自虐なのでお許しください。
オタクの皆さんにとっては馴染み深い青い看板のお店アニメイト。私も例に漏れず数年前まで足繁く通っていました。特に一番よく利用していたのは池袋のアニメイトです。池袋はアニメイトだけでなく、他にもオタクや腐女子御用達のお店がたくさんありますし、何よりアニメイト池袋本店は店内がかなり広く漫画やラノベ、同人誌、アニメグッズがかなり充実していました。特に欲しい商品が無くても店内でオタクの雰囲気を感じるだけで満たされていました。
しかし、ここ数年はアニメイトに全く行っていません。それは何故か。理由は単純で、自分にとって眩しすぎる場所になってしまったからです。
その昔、大好きな作品の本やグッズが手に入り、同じ人種(陰キャオタク)ばかりで溢れるアニメイト店内は安心でき、居心地の良い場所でした。
それがどうでしょう。オタクの多様化が広がり若い子の間ではオタク文化はもはや当たり前のものとなっている現在、とてもオタクには見えない可愛いJC、JKや部活帰りのフレッシュなDK、若者カップル等がアニメイトの利用メイン層になっているように思えるのです。
なぜ可愛いのにオタクなのか?なぜオタクなのにお洒落なのか?中学生の頃BL同人誌を求めて、自身と同じく見るからにオタクなメンツと糞ダサい格好で池袋を闊歩した私としては現代オタクっ子の外見レベルが高過ぎて信じられない思いです。若くて可愛くてエネルギーに溢れる彼らに混じる気力はおばさんにはありません...。
上記の理由で、アニメイトはもはや高齢腐女子(外見レベル1)の私が気軽に入店出来る場所では無くなってしまいました。例えば秋葉原のアニメイトであれば、もう少し大人の男性層が多くて利用しやすいのでしょうか...。
一昔前は圧倒的に「気持ちの悪い陰気質なオタク人口」の割合が高かったのに、今はパンピーと変わらない「並以上の外見とコミュ力を持つ陽なオタク人口」率がかなり高まってきました。
ぱっとしない見た目なのがオタクなんじゃなかったのか?!悲惨な現実から逃げるように二次元に救いを求めて生きているのがオタクなんじゃなかったのか?!キモくてダサくて早口で童貞処女なのがオタクなんじゃなかったのか?!?!
オタクカーストの中でも肩身の狭い思いをすることになるなんて...私のイメージする一昔前の典型的な気持ち悪いオタクはもはや絶滅危惧種なのかもしれません。せめて絶滅危惧種としてささやかなプライドを持ち、気力の続く限りひっそりとオタクを続けていこうと思います。