ミステリーゲーマーのジレンマ
全国のミステリーゲームファンのみなさん。
こんにちは。
当Noteにおいて、第1回目の記事のような漠然としたジャンルにかかる思いばかりを書き連ねていても、細かいことがかけなさすぎてもやもやするので、今後具体的なタイトルについてどんどん言及していこうとは思うのですが、その前に…。
ミステリーゲーマーならば、誰しもが抱いたことがあるのではないかというジレンマについて記載し、当Noteの方向性を明示したいと思います。
大好きでとても面白かった、いくらあっても語りつくせないくらい語りたい、そんなゲームであればあるほど、「何も聞かずにプレイしてほしい」というジレンマ。語りたいけど、語れないこんな想いを何と呼ぶのかい。
ミステリーゲームはその性質上、ネタバレというものが致命的に効いてくるジャンルです。
もちろん、結末が分かっていても面白いゲームはたくさんありますが、それとこれとは話が別です。ネタバレしてから遊ぶのは、2週目で十分。
まずは、情報をもたずにその衝撃を、感動を、味わってほしい名作がたくさんあるのです。
特に問題となるのは、例えば「主人公が実は犯人だ」というような根幹に関わるギミックを仕込んでいるタイプの作品。もう他人に勧めるときに何を語っていいのかわからないことが非常に多いんです。その部分なくしてこの名作の魅力を語ることはできないけれど、その部分を決して語ることはできないというそんな苦しみがあります。
「どんなギミックかは明確には書きませんが」と前置きしたうえで、今からここで、そういう作品を名前だけ紹介することすらはばかられます。
だって、そうしたらどんなどんでん返しが待っているだろうか。とかそんなことばかり考えてそのゲームをプレイしちゃうじゃないですか。
もう、それだって十分なネタバレなんです。だからとにもかくにも薄い情報でまずはプレイしてほしいという困った発言しかできないんです!なんとも大変もどかしいです。
そしてこのネタバレ問題はミステリーゲームの好みという話とも絡まってややこしい問題を生んでいます。自分が好きなテイストの作品を探しにくいということです。
例えば、よくあるパターンとして事件の結末が心霊現象や超常現象でおわることを是とするか否かとか、プレイヤーが持っている情報だけで犯人が推理できないとだめだとか、人によってどんな作品が好みかは異なっています。
でも、「超常現象かのような出来事が起きるけど、全部人為的なものできちんと説明されるから安心して」とか「後半でプレイヤーが知らない情報でひっくり返されるから気を付けて」とかそんなんもうネタバレじゃないですか。
超常現象かもしれないものが人為的に説明されるから驚かされるのに。自力で推理してたのが突如ひっくり返るから驚かされるのに。
ハッピーエンドが好きでも、主要キャラはだれも死なずにハッピーエンドで終わるよって最初から知っていてクライマックスシーンを楽しめますか?
だから、もうあれなんです。
ミステリーゲームはすべてを愛する。すいも甘いも受け入れる。
ミステリーゲームならなんでもやる。だから前情報を入れない。
筆者はそう決めました。
でも、人に勧めにくい現状は変わらないんですよね。
既プレイの人同士で語り合っててこんなに楽しいジャンルはないんですけどね。
でも、それでも困るのが、
「こういうギミック〇〇っていう作品でもあったよな!」みたいな感想がいいにくい!そっちの作品もやってるかどうか知らないし!
でも突然「〇〇っていう作品やってる?」って聞いたら、似たような展開とかあるんかなとか思っちゃうじゃんもうだめじゃん・・・。
なので、全国民はすべてのミステリーゲームをやるように。
と、筆写すら達成できていないことを全国民に求める夢物語は置いておいて・・・。
当Noteにおけるネタバレの考え方です。
・原則、ネタバレはしない。(ギミックのあるなしとかについても言及しない)
・ネタバレがある場合は事前に通知しておく。というかパスワードをかけておく。かな?
・基本多くは語らないようにするから、みんなとりあえずやってきて!
そんな感じで、いろんなゲームを紹介していきます。
でも、大名作から駄作といってもいいものまで玉石混交で適当に紹介しますが、ほんとみんないろいろやろう!
次回から、いよいよ作品に触れていきます!