![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33913993/rectangle_large_type_2_a3f5f3df76a0753ccefa463a53c12927.png?width=1200)
短編小説その8に続く物語 / 短編小説その12
荷物がない。
昨日届いたはずの荷物がない。
私は会社中、いろんな部署の人にも確認した。
クロイヌ急便で、伝票番号にて
問い合わせる。
「9月1日 10時23分 配達終了」
私のi MACには大手企業のデータで管理してる狂いもしない情報がしっかりと写し出されていた。
私は椅子の腰かけに深く背中を預け
天井を見上げる。
「でも、ないもんはないんだよねー」
昨日は、私の定休日。
お取引先さんからの荷物なんて、何も考えず、届いて当たり前。
私の休みの24時間のうち
「この、荷物が無事届くのであろうか??」
そんなこと考える時間は1秒もなかった。
これからは休みの日は
そんなことを気にしながら生活しなければばらないのか。。。
憂鬱だ。。。
ただ、この今のない荷物がどういう結果かによって
その憂鬱と共存していくのか、共存しなくていいかが決まる。
うんうん、だよね!!だよね!!
推理ドラマの1話ぐらいになりそうだ。
私は独り言を呟く
「この状況、ギャラクシークリティカルロングビーチオンザスペースソニックだぜ!」