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「オイコスプロジェクト」とは?

こんにちは!
今回は、「オイコスプロジェクト」がどんな理念を持ち、そもそもどのような活動をしているのか触れていきたいと思います。

概要

私たちは、“Send Out(国際問題を伝える)”“Aid(助けを求めている人を救う)”“Learn(世界の現実を知る、学ぶ)”の略称である母団体S.A.L.の「Aid」を起点に、社会問題の解決に向けて「実際に行動を起こす」ことをモットーに活動しています。

世界的に見ても治安が良く、経済的に豊かだとされる日本ですが、実際には東京都内だけでも約650名の路上生活者が存在し、さらに9人に1人の子どもが相対的貧困に直面していると言われています。こうした社会問題は、私たちのすぐ身近に存在しており、決して無視できるものではありません。

「小さな一歩からでも、何かをしなければならない」という強い信念を持った仲間たちが、このプロジェクトに集い、共に行動しています。私たちは、現実に向き合い、社会に変化をもたらす力を信じ、持続可能な未来を目指して活動を続けていきます💪

オイコスの理念💭

オイコスのモットーとして「実際に行動を起こす」というものがありますが、私たちはその中でも国内の貧困問題に食を通してアプローチをすること、豊かな人間関係をもって生きられる社会をつくることを目標としています。

世界を見渡すと貧困問題や難民問題、環境問題など様々な社会問題がありますが、私たち学生がこれら全ての社会問題に関わり続けることはもちろんできません。しかし、社会問題は全て繋がっていると考えています。まずは、国内の身近な社会問題に対して見て見ぬふりをしないことをテーマに、ホームレス問題子どもの心の貧困という2つの課題に着目し、我々は食の提供を通して人に寄り添う支援をしていきます🍙

また、自己満足でやる行動はそれを受ける側からすれば迷惑でしかありません。できるだけ彼ら・彼女らと対話し、さまざまなことを現場で学び、常に自己批判的に考えることで意味がある行動になると私たちは考えています。
一学生の行動ではなかなか社会は変えられませんが、少しでもできることから始めていき、少しでも多くの方々が明日生きることの不安を感じることなく、豊かな人間関係をもって生きられる社会をつくるために、行動していきます。

活動内容

こうした理念をもとに、私たちは炊き出しや子ども食堂の運営、関西渡航などを中心として国内の貧困問題に対して支援活動を展開しています。

1.新宿炊き出し🍛

2023年4月から毎月欠かさず第3土曜日に、新宿の都庁前で路上生活者の方に手作りのカレーとお茶を提供する活動を行っています。炊き出し後にも気づきや感想などを話し合い、次回の炊き出しに活かせるように振り返りを必ず行っています。2024年からは活動の規模を拡大し、90食ほどのカレーを提供しています。

今後もさらに規模を拡大し、より多くの路上生活者に美味しいカレーを届けるため、努力を続けていきます。

調理の様子🍳
カレー配布


2.関西渡航🐙

オイコスでは2カ月に1回ほど大阪の西成地区へと渡航し、志飯会の皆さんと共に炊き出しを行なっています。オイコスの新宿炊き出しを始める際に、志飯会様を参考にさせていただいたり、一部の方が新宿炊き出しに参加してくださったりと非常にお世話になっています。

関西渡航で得た経験や発見を新宿炊き出しに生かし、よりよい活動ができるよう励んでいます。

志飯会の皆さまと☺️


3.子ども食堂👦

一つ前の記事にもあるように、私たちは2024年11月3日から毎週日曜日荒川区町屋で子ども食堂を始めます!

私たちは、学生主体で心の貧困と身体の貧困の両方に取り組み、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指します。子どもたちが食事を通じて心身ともに健やかに育つ環境を提供し、孤立することなく地域とのつながりを感じられる場所を作ることを使命としています。

改修前の様子🧹

最後に

私たちオイコスプロジェクトは、学生として小さな行動から始め、地域社会と協力しながら、これからも持続可能な支援を展開していきます。

この記事を通して、少しでも「オイコス」がどのようなプロジェクトであるか知っていただけたら幸いです。


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