今日で卒業?!非解剖学的な骨格矯正
こんにちは!
鍼灸師の大井研人です!
12月は胸椎編です!
『今日で卒業?!非解剖学的な骨格矯正』という題名にしました!
骨格矯正、歪み矯正、背骨のズレといった言葉を巷ではよく見かけものになり、市民権を得てしまっています。
・広告してしまっている以上やらなくてはいけない。
・先輩がやっていたから意味が分からないけどやっている。
・はたまた本当に骨格矯正をしていると思っている??
そして、SNSでは『骨格矯正はやめろ!!』などと偉い先生たちが言っているから辞めたいけど、今後代わりとなるものはどうすればいいのだろうと不安になっている方もいらっしゃると思います。
また、痛みの解釈自体も最近はPSBモデル(Postural-姿勢、Structural-構造、Biomechanical-生体力学)から、BPSモデル(Bio-生物、Psycho-心理、Social-社会)に移行しつつあり、余計に構造上の問題に重きを置かなくなってきています。
このような考えから痛みは脳のアウトプットなので構造が破綻していても痛みを感じないこともあるから構造にはアプローチしない、と思考一方通行になっている方もいるでしょう。
しかし、臨床では身体重心の影響から膝や股関節に痛みが出ていたり、片方の胸郭の拡張不全などから肩関節に痛みが出ていることも多々あります。
構造にも痛みの原因は多くあるので介入しなければなりません!!
なので、今回はそんな迷える方々に手を差し伸べるような記事になれば良いなと思いこの記事を書かせていただきました!
歪みを科学していきます!!
☑構造的な左右差の理由
臨床で姿勢すら評価しないでベッドに寝かせてマッサージからしていく方々は措いといて、鍼灸院や接骨院で働いている方の多くは姿勢の評価をルーティーンにしているのではないでしょうか。
その中で右肩が下がって前に出ている患者さんって多くないですか??
少なくとも自分は『人間の特徴的な構造が作り出す左右差』について知るまでは、ただ単純に「右肩下がりで前に出てる人が多いなぁ」「右利きが多いからかなぁ」と安易な解釈とそれを自信満々に患者さんに説明してしまっていました。
右肩が下がり右肩が前に出ているが人が多いということに実は理由がありました。
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