【第10回】〝声〟の届く政治
不安と葛藤を抱えながら、無我夢中で走り抜いてきたこの度の選挙戦。
皆さまより沢山の応援をいただき、励ましをいただき、ここまで走り抜くことができました。
心より感謝申し上げます。
最後の一分一秒まで、新人らしく、チャレンジャーとして、誠実に戦い抜き、必ずやご恩返しをしてまいる決意です。
明日投票日を迎えるこの度の県議選も、低投票率が予想されています。
これから4年間の県政を任せる地域の代表を選ぶ大事な選挙。
是非、この9日間の各候補の訴え・政策・ビジョンを見比べていただき、大切な一票を投じていただきたいと切に願ってやみません。
低投票率の原因の一つとして、若者の政治への関心度の問題が言われます。
政治がどのように自身の生活に関わっているのかが実感できない、自分たちの声が政治に届くとは到底思えない。
そうした「リアル」さが感じられないことも一つの原因ではないかと思います。
私はこの春、若者世代の皆さんと「街頭ボイスアクション」を行いました。この「ボイスアクション」とは、公明党青年局が定期的に行っている、若者世代の皆さんを対象とした政策アンケートです。
今では当たり前となった携帯電話のナンバーポータビリティ制度。
当時は携帯のキャリアを変える度に番号が変わっていました。法律で各キャリアに番号が割り振られていたからです。
そうした様々な規制に守られる形で、キャリア間の競争もなく、料金も高止まりしていました。もう、生活には欠かせないライフラインとなっていた携帯電話です。
そこに、この「なんで番号が変わらないといけないの?」との素朴な疑問、意見を、公明党青年局はアンケート・署名運動を行い、政治に届けました。
このナンバーポータビリティを求める若者の声が、各種規制に風穴をあけるきっかけとなり、様々なライフスタイルに合わせて、キャリアや料金プランを選べるような今の制度となったのです。
また、若者の就職活動を支える「ジョブカフェ」。
これも、敷居が高い「職安」を、もっと手軽に身近に、そして、面接やその他就職の支援をサポートしてくれる、若者を応援する場に!との声から、署名・アンケート運動が始まり実現したもので、宮城県でも、昨年は8,000人を越える方が利用されるに至っています。
更には、若者を狙った犯罪が増える中、“被害に遭ったのに”「親に心配をかけてしまう」「騙されてしまった自分が悪い」「法律の相談をしたくても敷居も高く、お金もない」と、誰にも言えず苦しんでいる若者が多くいました。
その声なき声を伺い、今度は、誰もが気軽に法律の専門家に相談ができる「ロー(法律)カフェ」を作ってほしい!と、署名活動を推進しました。
そしてその声は、現在、皆さんご存知の「法テラス」として各地で展開されるに至っております。
このように、皆さんの声が、まさに政治を動かしたのです。
若者の声が政治を動かし、現実の生活を変えた、「リアル」な事実です。
公明党職員として20年間勤務する中で、私もそこに携わらせていただき、それを目の当たりにしてきた一人です。
我々公明党は、みなさんの声をお届けするお手伝いをさせていただいた、みなさんのサポーターであると思っています。サポーターとして「皆さんの声」をカタチにできる、市・県・国の議員のネットワークがあります。
皆さんの声が、政治に届く。
皆さんの声が、暮らしをよくしていく。
私は、皆さんから安心してご相談いただける、声を届けていただける、そういった議員に、人間に成長していきたいと固く決意しております。
大池こういちに、みなさんの声を、みなさんの一票を託してください。
大池こういちは、必ずや皆さまのご期待にお応えしてまいります。
「みやぎの新時代」を共に創ってまいりましょう!