【ひとこと映画感想】その男、凶暴につき

新文芸坐で鑑賞。

映画原則であれば不必要なはずの、歩くだけのシーンが、あえて、長尺であったり。

あえて、不必要に長い暴力シーンがあったり。

映像がかっこいい……。不必要でも、観てられます。武だからってのがあるのでしょうか。

帰りに本屋で、北野武の関連書籍を立ち読みしました。

例えば、組長の部屋。大きい部屋の真ん中に、机がポツンと一台だけ。

もともと美術さんがそれっぽく内装を用意していたのですが、納得できず、机のみにしたそうです。

これを「減算の演出術」と呼んでいました。

シンプルな方が、伝わりやすいのでしょう。

覚えておきます。

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