「見てもらえる投稿」を考える
こんにちは。
少し間が空いてしまいました。
宣伝や広報でツイッターを使っている人が知りたいことナンバーワンは、おそらく「見てもらえる・反応してもらえる・バズるツイートをするにはどうしたらいいか?」ということだと思います。
ただ単に発信していれば反応してもらえるというわけではないので、ちょっとしたコツを考えていきます。
「○○な人はRT」とか「#拡散希望」というのは、既にフォロワーがたくさんいるアカウントでこそバズりますが、そうでないアカウントで発言してもあまり効果は高くありません。(というか、ほぼ意味なし)
「フォロワーを増やす」のはもちろんのこと、わたしは以下の3つが大切ではないかと考えています。
良いツイート3か条「役に立つ」「共感できる」「ポジティブ思考」
おいでよ上田歴2年、中の人のツイッター歴10年(!)のわたしが考える「反応がもらえるツイート」の3か条はこれ。
このどれかを満たしていれば、「バズる」とまでは行かなくても、反応がもらえる可能性が高くなります。
ちなみに「バズる」とは、たくさんリツイート(引用)やいいね(♡)をもらえること。英語のBuzz(蜂の羽音や人がガヤガヤする様子)から来ています。
誰かの役に立つツイートをしよう
例えば
(ラーメンの写真をつけて)今日の夕飯はラーメン🍜おいしかった~
このツイートと
(ラーメンの写真をつけて)今日の夕飯は上田駅前から徒歩5分のちゅらりさんでワンタンメンをいただきました🍜おいしかった~
どちらが役に立ちそうでしょうか?
例えば写真を見て「このラーメン美味しそう!」と思った人はどう考えるかというと、自分も食べたい!→どこのお店かな?と考えます。
そして文章を読んだとき、お店の名前と所在地がわかると自分用のメモとしてリツイートやいいねをしてくれたり、自分もこのお店が美味しいことを知っている場合は、自分の読者に伝えたいからリツイートする、という行動になります。
「この場所に来たらこういう得なことがありますよ!」という発信をするのが1つめのポイントになります。
得になるものというのは様々あります。金銭的なものだったり、おいしい食事だったり、素敵な写真を撮影できたり、面白い人に出会えたり、そこでしかできない体験ができたり。いろいろです。
また、「役に立つ」を突き詰めていくと先程のツイートでも改善できる点はたくさんあります。
・お店の外観の写真をつける(初めていく人がお店を見つけやすい)
・GoogleMapのURLをつける
・メニュー一覧の写真をつける
・定休日情報を載せる
・限定メニューのある時間や曜日を載せる
などなど。ラーメン一つでここまで役に立つ情報を掲載することができます。
他にも「業界では当然とされていること」が一般的には知られておらず、それをツイートしたら役に立つ!とバズった、という例が時々見られますね。
まずは「読者の得になること」をこれでもかと考えましょう。これだけでもあわよくば「バズる」ことができます。
共感できるツイートをしよう
役に立つもの以外にバズる傾向のあるものは、多くの人が共感を得られるツイートが多いと感じます。
ただし、共感を得るツイートというのは先述した「役に立つ」ツイートよりも難易度が高い印象があります。
わたしはあまり「共感できるツイート」に特化していないので、こちらについてはあまりアドバイスできそうなことはありません。
一つ言えるのは、「狙って出来る人は相当世の中に対してのアンテナが敏感な人」「日本語がとても上手な人」「要約がめちゃくちゃうまい」ということです。
比較的お手軽にできそうな「共感ツイート」としては、テレビを見ながらツイートするというもの。
人気ドラマや自分の業界に関連したテレビをリアルタイムで見ながら、その感想や考察を投稿するもの。
今の時代はテレビなどの番組を見ながらツイッターで共通の話題を楽しんでいる人も多いため、すでにある大きな話題に乗っかって共感を得るというのは簡単にトライできる手法です。
ポジティブ思考でツイートしよう
一番見てもらえなくなるのは「いつもネガティブなツイート」です。
いちユーザーとして反応がもらえなくてもいい、息抜きできる場所でいい、ということであれば全然問題ないしむしろ息抜きは必要だと思うのですが、宣伝したいことや伝えたいことがある場合、ネガティブなのはおすすめできません。
面白おかしく自虐ツイートをしているとかであれば別なのですが、かなり難易度は高いので避けるのが無難です。
その他のコツやわたしが気をつけていること
他にも、ツイートする時間を工夫したり、文章だけではなく画像をつけてまず目につくようにしたり、今ツイッターで話題になっているものに便乗したり、いろいろと手法はあります。
画面の向こう側にいるのはすべてが人間なので、自分も含めた人の動きの心理を考えることで、反応がもらえるツイートをすることができるのではないかなと思います。
ほかにも「バズるツイートをする方法」などを検索するといろいろ情報が出てくるので、参考になったものをリンクしておきます。
ツイッターで「バズる技術」を研究してみた。 - 俺の遺言を聴いてほしい
バズりたいならまず◯◯しろ!と思う話。|とみこ @tomiko_tokyo|note
Twitterで拡散を狙うなら朝5時が穴場!100万ツイートの分析で判明したTwitterで拡散されやすい時間帯|ferret [フェレット]
ただし、「バズる」効果は一過性です。フォロワーは増えなかったとか、一時的に人気が出ただけという話をよく聞きます。
「バズり」を狙い続けるよりも普段から少しずつ反応がもらえるように工夫し、コミュニケーションをして知名度を得たほうがコスト対効果は高いと思います。