ツイッター広報を始める人に知っててほしいこと ◆ 匿名SNSの歩き方
こんにちは。
自分がやっていることを知ってもらいたくてSNSを利用する人は今の時代とても多いですね。
SNSは無料で始められるし、かかるコストは基本的に時間と気力だけです。
これまでの投稿はほとんどSNS全般に関してのことを書いてきましたが、今日はツイッターなどの匿名SNSについて書いていきます。
これまで書いた記事
マガジン web広報関係のお話
「何を目的に運営するのか」を明確にする
まず一番大切で、でも忘れがちなのがここです。
自分はなんのためにツイッターをやるのか?を、まず明確にしましょう。
例えば、お店の商品を知ってもらいたい。会社の事業内容を知ってもらいたい。ファンになってもらいたい。知名度を上げたい。
目的を挙げるとたくさんありますが、なるべく詳細に目的を掲げたほうが運営しやすいです。
参考までに、おいでよ上田は「上田の経済を回すこと」「上田のコミュニティを増やしつなげ促進すること」を目的として運営しています。
この二つの目的に沿った行動をすればよいので、ツイッター内での身の振り方に悩んだことはありません。
ただ単に「知名度を上げる」だけではなく、「お店(や会社)がどういうイメージで何をやっているということを知ってもらいたい」というところまで、詳細で揺らぎない目的を掲げることが大切です。
キャラクターを演じる
誠実に発信する・コミュニケーションすることは言うまでもなく大切ですが、ある程度キャラクターを演じるという部分も大切です。
ツイッターは運営している実際の人物とツイッターの「中の人」は別人格を演じるくらいでも良いとわたしは考えています。
このnoteを読んでくれていてツイッターもフォローしてくださっている方はご存知だと思いますが、このnoteの文体とツイッターの文体はかなり違いがあります。
それはツイッターの「おいでよ上田」は「あらゆることに興味があり、人が好きで、上田に並々ならぬ愛情を持ち、フレンドリーで、性別はなく、ポジティブなキャラクター」を演じていて、noteでは「中の人」であるわたし自身を前面に出しているからです。
素のわたし自身がそういう人間なわけではありませんが、そういうキャラクター設定以外の「わたし」の部分は「おいでよ上田」に必要のないものなので、発信していないだけです。
これは最初にも挙げた「目的を定める」ことができていないとできません。
noteでわたしを初めて知ったという方は、参考までにわたしのツイッターもご覧いただければと思います。
スルーする力をつける
キャラクターの設定ができたら、次にやりたいのは「スルースキル」をつけることです。
スルースキルとは、「気にしない、見なかったことにする、真に受けないであしらう」ことと私は解釈します。
ツイッターは基本実名で登録するSNSではないので、匿名だからこそ、心無いことを言ってきたり関係ないことを話しかけてきたり下ネタやセクハラまがいのことを言ってきたり攻撃的なことを言ってきたりする人もいます。
割合としては多くないのですが、匿名SNSに身を投じる以上そういったものに触れることは避けられません。
そういったものを真に受けてしまうと、正直なところ身が持ちません。
私もあまり精神的に強いほうではありませんし、本当のことを言うととても臆病で傷つきやすく、心も折れやすいと自覚しています。
だからこそ、生身の自分自身を守るための「スルースキル」は大切です。
何も、そういったものをすべて無視しろというわけではありません。
「生身の自分で真に受けない」ということが一番大切です。
生身の自分で真に受けてしまうと、売り言葉に買い言葉になってしまって炎上してしまったり、会社やお店のイメージに影響が出たりと、誰も得しない状況になってしまいがちです。
もしそういった場面に遭遇した場合、まずは「真に受けない」ことを第一に考えましょう。その言葉は自分ではなく、自分が演じているキャラクターに向けられたものだと考えましょう。
そうすれば自分自身が真っ向から傷つくことは避けられます。
また、特別反応するメリットが無いものや、あからさまに攻撃したりセクハラしたりすることが目的と思われるものは完全に無視しても良いと思います。
あまりにもしつこくしてくるならブロックするという方法もあります。
大事なのは、冒頭に書いた「目的を達成する」ことであり、それを天秤にかけるなら、全体のうち数%のユーザーを無視したりブロックしたところで大きな影響はありません。
ツイッターは巨大なスクランブル交差点のようなもの
ツイッターにはたくさんのユーザーがいます。
その沢山のユーザーはそれぞれの方向を見て様々なことを思い思いに話しています。
その中で気になる人がいたり、反対に自分に興味を持ってくれたり、意味のないことばかりを話していたり、心無いことを言っている人がいたりします。
忘れてはいけないのは、画面の中では見えない人も確かにたくさん存在するということです。
その「見えないけど存在する人」のことを忘れずに、そして上で書いた3つの項目を心がければ、匿名の文化が発達したツイッターでもしっかり歩いていくことができるでしょう。
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