イベント主催に慣れるまで気をつけたほうがいいこと
こんにちは。
ここ半年くらい一月に一回企画を主催している私ですが、初めからそんなペースでできていたわけではありません。
そんなわけで、特に地域イベントを主催したい人、これからするひと、したいと思っている人が気をつけたほうが良さそうなことをまとめました。
今日はスマホから書いているので、読みにくかったらすみません。
初めから大きなイベントにしない
特に初めてやる人が陥りやすいのが、目標を大きく設定してしまうことです。
わたしも初めてイベント主催をしたときは、自分の頭に思い描いていたもののイメージが規模が大きくて大爆死しました。
具体的に言うと、集客は身内の数人のみ、大赤字を叩き出す、終わったあとは疲れて「もうやりたくない」という精神状態になる。
ある意味良い経験ではあるのですが、「こんなに疲れるし何も得しなかったならもうやらない」となってしまうのは非常にもったいないです。
大切なのは、なるべく低めにハードルを設定すること。
「飲み会」とか「お茶会」とかそんなレベルでもいいくらいです。
本当にやりたいイベントがあるときは、まずそういったストレス少なめのものを主催して経験を重ね、それから挑むのがおすすめです。
余談ですが、わたしが5年ほど前にはじめて主催したイベントも、リニューアルしてもう一度やりたいと思っています。
一人で抱えない
主催者は意思決定者であり責任者です。
責任者は孤独です。
中にはそうでない人もいますが、「自分が言い出しっぺなんだから自分がなんとかしなきゃ!なんでもやらなきゃ!」となりがちです。
そして周りに手伝ってくれる仲間がいたとしても、自分が抱えている作業はなかなか察してもらえないので、自分に作業が集まってきがちです。
知っていてほしいのは、自分が苦手としていることを得意としている他人が必ずいるということ。
金銭勘定、広報、デザイン、力仕事、裁縫…一つのイベントを取り上げてもさまざまな作業が必要となってきます。
まずは、どういった作業が必要になるのかを書き出して見えるようにすること。それを他の仲間にも共有すること。
苦手な作業はとっとと得意な人に任せましょう。
そして、自分は責任を取ることと、楽しんでできることだけをやればいいのです。
広報はとにかく先手先手でする
以前の記事にも書きましたが、広報はとにかくスピードが大切です。
どんなに素晴らしい内容のイベントを行っても、それを知ってもらわなければ評価してくれる人もいませんし、極論を言うとやっている意味がないという状況にもなりかねません。
とにかく、やることが決まったら広報を始めましょう。
一番はじめの広報はいつ○○をやります!だけでもいいです。とにかく早くやることが大切です。
その後、開催場所や時間、会場、詳細が決まってきたら、決まった項目ごとにそのたび広報を重ねましょう。
すべてが決まってからでなくてもいいのです。
くわしくは以前書いた広報の記事を見てみて下さい。
何が良かったか、何が良くなかったかを考える
開催して終わり!お疲れ様!打ち上げ!!
終わったらそうなりますね。打ち上げは大事。
大事ですが、きちんと振り返って反省をすることはもっと大事です。
打ち上げとは別に、お酒が入っていない状態でやるのが原則です。
今回やったイベントの改善できる点はあるか。反対に、どの点が好評だったか。来てくださった方の反応はどうだったか。
どうしたらより良くできるか。自分たちがラクにできる方法はあるか。次にチャレンジしたいこと、目指したいものは何か。
本音で真剣にやりましょう。
そして出た意見を仲間で共有して、目指す方向を合わせましょう。
なかなかこの部分までできるチームはなく、ぽっと出のイベントはほとんどがここをおろそかにしている印象があります。
経験を自らの糧にするには振り返りが必須です。
やって満足、ではなく、何が良くて悪かったかを考えましょう。次をやるかどうか、それとも辞めるのかは、それから判断するのが良いと思います。
わたしも「これ系のイベントはもう絶対やらない」とか「自分にウェイトがかかりすぎるイベントはやらない」と決めています。
やりたい事以外はやらない
一番陥りがちなのは、周りに乗せられて主催することになる、というやつです。
どんなにまわりに期待されても、自分が乗り気でないものは絶対にやってはいけません。
主催でもお手伝いでもです。
乗り気になれないものは良いものにならないし、続きません。結局誰のためにもならないからです。
やらないと断る勇気を持つこと。
自分がやりたいことだけを真剣にやりましょう。
すると、やりたいことが洗練されていきます。
やりたいことだけを真剣に考え、選択し、洗練させていくと、きっと目指すものが見つかります。
目指すものが見つかったら、余計なことは考えずにそこに向かって全力投球しましょう。
時間も、命も有限です。
すべての人に平等に、24時間で一日は終わります。
今この瞬間はどんなにお金を積んでも戻りません。
だからこそ、やりたいことだけに自分の時間を使いましょう。
やりたくないことになど時間をかけている暇はないはずです。
さあ、ここまで読んだらあとはやるだけです。