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そういえばどうなの?日本と他の国の薬局の違い

こんにちは!大井田薬局です。
毎日寒いですね!

どこか暖かい国へ旅行に行きたい…。

今回の記事では海外の薬局、アメリカや韓国のそれぞれの特色や興味深い点を紹介していきます。

日本の便利なドラッグストアから、アメリカのシステム、韓国の美容大国ならではの薬局…どんな特徴があるのでしょうか!

今回も最後までぜひよろしくお願いします!


日本

まずは、日本の薬局の特徴について確認しましょう!

薬局=主に調剤薬局とドラッグストア

今、日本で薬局というとどちらかをイメージされる方が多いのではないでしょうか!

調剤薬局では処方箋の調剤が中心で、薬剤師による健康相談や服薬指導が行われます。

一方、ドラッグストアでは一般用医薬品や日用品が豊富に揃い、気軽に立ち寄れる場所として、店舗が多くなってきていますよね!
ドラッグストアは、薬剤師や登録販売者にちょっとした健康相談もしやすいです!

さらに最近は、ドラッグストアに調剤薬局が併設されているお店も増えてきてて、調剤薬局は押され気味…?

患者様に支持されるように、調剤薬局も頑張らないといけませんね!

オンライン化を進めている…途中?

世界的な流れではあると思いますが、日本の薬局もオンライン化、デジタル化の流れが来ています。

電子お薬手帳、電子処方せん、オンライン服薬指導…

まだまだ、便利さを実感できる段階ではないかな、と個人的には感じますがこの流れはこれからも続くのではないかと思います。

流れに取り残されないように情報をキャッチしていきたいものです。

薬局製剤や漢方薬局もあります

おそらく日本特有の制度かな?と思うのが、薬局製剤の制度です。

これは、認可を受けた薬局が、薬局内で医薬品を調整して販売する…という仕組みです。
約300~400種類程度の薬のレシピが認可されており、なかなか面白いなと思います。

漢方薬局も面白いですよね!
大まかに分けて、医師が作成した処方せんをもとに調剤するパターンと、薬局が患者様から症状の聞き取りを行って漢方を調整するパターンがあります。

特に後者は、薬剤師の能力が特に試されそう…一度は挑戦してみたいものです。

アメリカ

大規模チェーンが多い

大規模なチェーンストアが多いのが特徴です。

ウォルグリーンやCVSが有名でしょうか!
アメリカの薬局では処方箋薬の受け取りだけでなく、広範な健康サービスが提供されています。

それぞれ、2022年の売り上げは1327億米ドル(おおよそ20兆円)、3220億米ドル(50兆円)程度といわれており(1ドル:155円計算)

あまりの規模の大きさに驚きますね!
(日本の一番大きいドラッグストアチェーンで1兆2000万円程度です。)

調剤業務の違い

調剤業務でも、薬剤師の他にテクニシャンと呼ばれる方が調剤の補助をしてくれます。

日本でも、薬剤師ではない方のピッキングが認められたり、徐々に近い形にはなってきていますが、まだアメリカのほうが進んでいるなと感じました。

また、日本では、PTPやSPと呼ばれるシートに薬が1錠ずつ包装されていることが一般的ですが、アメリカではボトルでの調剤が多いです。

包括的な地域のヘルスケア

予防接種や健康診断、簡易な健康相談などがその例です。

また、店内には広範なOTC薬やサプリメントが揃っており、セルフサービスが普及していているのは日本と近いものがあるかもしれません。

販売している医薬品の種類は少し異なり、PPI(※1)がOTCとして販売されていたのは驚きましたね!
※1日本では受診しないと処方されない薬

さらに驚いたのが、インフルエンザの予防接種を薬局で行っていたことです。

確かに、薬局と予防接種…相性よさそうですよね!

オンライン化の浸透

日本でもアマゾンが薬局を初めて話題になりましたね!

アメリカではオンライン化やデリバリーシステムが進んでいると感じます。少し前に60分以内の無料ドローン配送を行うといった内容のニュースを見てびっくりした記憶があります。

韓国

最後にお隣韓国の薬局事情を紹介します!

医薬品は薬局で購入する

意外にも韓国のドラッグストアでは大々的に医薬品を販売しているお店は少ないです。

韓国のドラッグストアは、どちらかというと健康食品や美容に特化しています。

有名なところだとオリーブヤングやlalavlaといったところでしょうか!
各社オリジナルの美容商品を展開し、切磋琢磨しているようですね!

そのため医薬品は薬局に買いに行くことも多いんだとか。
日本の調剤薬局は、ほとんど処方せんでの利用が多いので、OTC販売に多く触れられる韓国の薬剤師が少し羨ましい気もしますね!

医薬分業は始まってまだ20年くらい

今の日本で行われているような、診察は病院、薬は薬局。
というダブルチェックの仕組みを「医薬分業」といいますが、韓国ではまだそこまで歴史が深くないようです。

韓国の医薬分業制度は2000年7月1日に始まったといわれているようですね。

まとめ

いかがだったでしょうか!

世界各国の薬局には、それぞれの地域の文化や医療制度が反映されています。

共通して言えるのは、どの国の薬局も、健康を支える重要な役割を果たそうとしている!ということです。

日本の薬局も負けてられないですね!
次回の旅行先で、現地の薬局を訪れてみるのも面白いかもしれませんよ!




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