秋のくしゃみや鼻水…これって「風邪?」、意外と多い「秋の花粉症」
10月に入り、朝晩が冷え、やっと秋らしい季節になりましたね。それに伴い、体調を崩した方もいるかもしれません。
秋になると気温が下がり、乾燥してくるため、風邪の原因となるウイルスも活発になって風邪が流行り始めます。
くしゃみや鼻水・咳が出てくると、多くの人は「風邪かな?」と思うかもしれませんが、花粉症の可能性があるかもしれません。
え…秋にも花粉症?そんなふうに思う方もいるかもしれませんね。
実は、花粉症は春だけのものではないんですよ!
花粉症と聞くと春に多いスギ花粉をイメージしがちですが、意外と秋に症状を訴える方も多いのです。
今回は、そんな 秋の花粉症について紹介していければと思います。
ぜひ、最後までお付き合いくださいね!
秋花粉の原因と症状
花粉症の原因というと、まず思いつくものは『スギ花粉』…ですよね!
毎年、日本中で猛威を奮うアイツには困ったものです。
一方、秋の花粉の主な原因は、秋特有の植物…ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、カモガヤなど草の花粉です。
あまり聞きなじみのない植物?も多いかもしれませんね!
住宅街や公園、オフィス街にも自生する草で、通勤や散歩などでうっかり近づいてしまい、花粉を浴びてしまうことになります。
スギやヒノキといった春の花粉と比べ、秋の花粉は粒子が小さく、気管に入って喉のイガイガや咳などの症状がでやすいようです。風邪と勘違いしやすいですね…。
いつまで続くの秋花粉?
原因植物が飛散する期間は、8月~10月と言われています。
しかし、関東でブタクサの花粉が飛ぶ期間は長く、12月頃まで飛散することもあります。
秋の花粉症については、春花粉とは違い、あまり飛散情報が出ることはありませんので、ご自身での対策が重要になってきます!
原因から離れる・取り除くが大切
背丈の低い草のため、花粉の飛距離は数メートルと言われています。
花粉症の原因となる植物が、近くにないかチェックし、できる限り近づかないようにしましょう。
庭の雑草としても生えることがあるので、花が咲く前に除草をするように心がけましょう。
その他の対策としては、マスクやメガネを着用して花粉の侵入を防ぐことが大切です。
帰宅時に衣服や髪についた花粉を落とすこと、空気清浄機の利用なども良いですね!
風邪と花粉症の違いはなんでしょう?
秋風邪と秋花粉…症状は似ているけれど、少し症状が異なるようです。
もちろん、治療薬も異なってきますね!
なので…症状から風邪と自己判断して、とりあえず風邪薬…の前に、薬局の薬剤師に相談したり、病院で一度診察を受けるようにしてみていただきたいです。
先ほど、秋の花粉は粒子が小さく、気管に入って喉のイガイガや咳などの症状がでやすい…と紹介しましたが、そのあたりが判別に役に立つかもしれませんね!
熱がないのに咳や鼻水が続いている…意外と花粉症用の飲み薬や、目薬、点鼻薬で改善するかもしれませんよ!
少し検討してみてくださいね!
まとめ
いかがだったでしょうか!
症状の似ている、秋の風邪と、秋の花粉症…。
特に毎年この時期体調が悪くなる…なんて方は少し風邪薬を服用する前に花粉症を疑ってみてもいいかもしれませんよ!
どの薬が効くのか気になる方は、ぜひ大井田薬局のスタッフに相談してみてください。
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