ヘルスケア新聞 夏の終わりに耳が痒い…。それって外耳炎かも
こんにちは!大井田薬局です。
真夏のような暑さも和らいできて、少し秋の空気も感じるようになってきましたね!
今年も暑かったので、プールや海へ遊びに行った方も多かったのではないでしょうか?
私も、たくさん子供と一緒にプールに行ったので日焼けの跡がくっきり…。
今回はプールや海に行った後のトラブルの一つ、外耳炎についての解説と、その対処法についてご紹介します。
外耳炎とは?
外耳炎は、耳に水が溜まったり、細菌や真菌が繁殖することが原因で起こることが一般的です。
特にプールや海水浴で水が耳に入ったまま放置されると、外耳道の皮膚が弱くなり、炎症を引き起こしやすくなります。
このため、外耳炎は「スイマーズイヤー」とも呼ばれ、水泳の多い夏の季節に多く見られます。
夏の暑さや湿度も細菌や真菌の繁殖を助長しそうですね!
外耳炎の治療には抗生物質や抗真菌薬が使われることが多いです。
外耳炎の主な症状には、耳のかゆみ、痛み、耳鳴り、そして耳からの分泌物(膿や透明な液体)が挙げられます。
最初に感じるのは、多くの場合、耳のかゆみではないでしょうか。
これは、耳道の皮膚が刺激を受けているためなんですが…。
つい耳を掻いてしまいがちですよね!
これが悪化の原因となることもあります。
また、かゆみが続くと、耳の中が痛くなり、特に耳に触れたり、あごを動かしたりすると痛みが増すことがあります。
耳から分泌物が出てきた場合は、炎症が進行しているサインですので、早めの対処が必要です。
外耳炎の対処方法
なんとなく、雑菌が原因といったことがわかりましたね!
その他には、外耳道が乾燥している場合や、逆に湿気が多く蒸れている場合、または耳掃除のしすぎで耳道の皮膚が傷ついてしまった場合などが考えられます。
以下に自宅でできる予防策や効果的な対処法を紹介します!
耳を乾かす
まずは、水泳やシャワー後に耳に水が残っている場合は、耳をしっかり乾かすことが大切ですね。
タオルで軽く拭くか、ドライヤーの弱風で耳の中を乾かす方法が有効です。ただし、強風を直接耳に当てると逆効果になることもあるため、注意が必要です。
耳を掻かない
耳がかゆくても、強く爪や綿棒で掻かないようにしましょう。
外耳道の皮膚は非常に繊細で、掻くことで傷がつき、炎症が悪化する可能性があります。
かゆみが強い場合は、冷たいタオルを耳に当てることで一時的に症状を緩和することができるようですよ!
適切な耳掃除
つい気になって耳掃除を頻繁にしてしまいがちですよね!
耳掃除は、耳垢が外に出てきた場合に外側を軽く拭く程度に留めましょう。
綿棒や耳かきを使って外耳道の奥まで掃除しようとすると、耳道を傷つけたり、耳垢を奥に押し込んでしまうことがあるようです。
耳の乾燥を防ぐオイル
乾燥を防ぐためにオイルを使用するのも有効ですね!
乾燥が原因で外耳炎になりやすい方には、オリーブオイルなど基にした耳専用のオイルを数滴垂らして、外耳道の皮膚を保護する方法もあります。
オイルが皮膚のバリアを保ち、乾燥や外的刺激から守ります。
どんな薬を使うの?
以前は、あまり外耳炎に使用できる市販薬はなかったように感じます。
最近はプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(ステロイド)やl-メントールを含む市販薬が販売されていますね!
綿棒で薬液が取れるような設計になっていて使いやすそうです。
耳浴ってなに?
医療用の外耳炎の薬をもらうとき、薬剤師に耳浴してくださいねって言われることもあるのではないでしょうか?
あまり聞きなれないこの【耳浴】という言葉…。
こんな流れで行います。まさに、耳のお風呂…。
小さい子供だと途中で飽きて嫌がってしまうこともあるので、テレビなどを見せながら行うといいですね!
まとめ
いかがだったでしょうか!
外耳炎は、水分を残さない、刺激を与えない、乾燥させ過ぎないことが重要のようですね!
症状が出てしまったら、市販薬を購入、受診するなど早めに対応しましょう。
商品選びに迷うようでしたら、大井田薬局のスタッフにぜひご相談くださいね!
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