
ヘルスケア新聞 旅行の大敵『乗り物酔い』を防ぐコツと市販薬の紹介
こんにちは、大井田薬局です!
日中はまだ暑い時があるものの、だいぶ過ごしやすくなってきましたね!
天気がいいと家族や友人と車で遠出する機会も増えるのではないでしょうか。
でも、特に長距離の旅行なんかだと乗り物酔いつらいですよね。
旅行や出張など、せっかくの楽しみや移動が不安で台無しになることもあります。
私も、学生時代にバスでの修学旅行でひどい乗り物酔いを経験し、苦い思い出になったことが…。。
似たような思い出をお持ちの方も多いかもしれません!
そこで、今回は、乗り物酔いの原因と効果的な酔い止め対策について詳しくご紹介します。
最後までぜひお付き合いくださいね!
乗り物酔いってどうして起こるの?
まずは簡単に、乗り物酔いの仕組みについて説明します。
乗り物酔いの原因は、耳の中にある「内耳」と視覚からくる情報のズレによって起こると言われています。
例えば、車やバスで移動しているとき、体は動いていないのに窓の外の景色は流れていく、この視覚と体感の違いに脳が混乱してしまい、吐き気や頭痛、めまいといった症状が出てしまうのです。
小さい子供や普段あまり乗り物に乗らない方は特に敏感です。
大人でも長時間の移動や、疲れているときには酔いやすくなると言われているので注意が必要ですね!
酔いにくくするコツ
次のポイントを押さえておくと安心ですよ。
1. 座席の位置を工夫する
乗り物に乗るときは、できるだけ前の方に座るのがベスト。バスや車では前方の景色がしっかり見える場所に座り、視覚と体の感覚を合わせやすくするのがコツです。小さい子供は特に、座席の高さの関係で外の景色が見えにくいことが多いので、窓の外を見せてあげるだけでも酔いにくくなります。
2. 無理に本やスマホを見ない
本やスマホを読んでいると、視覚が固定されてしまい体の動きとのズレが生じやすくなります。小さいお子さんが退屈しないようにと、スマホの動画を見せることも多いかもしれませんが、これが逆効果になることも。酔いが心配なときは、会話を楽しんだり、音楽を聞いたりする方が効果的です。
3. 食事は軽めに
お出かけ前にしっかり食べるのも大事ですが、満腹すぎると酔いやすくなることもあります。
逆に、空腹でも血糖値が下がって気分が悪くなるので、軽めにバナナやクラッカーなど消化に良いものを摂るのがおすすめです。
4.衣類はゆったりしたものを
せっかくの外出なので、気合を入れてスキニーパンツ!などと体にフィットした服を着てしまうと体が圧迫されて、吐き気の原因になりがちです。
リラックスできるゆったりとした服を選ぶと良いですね!
5. 視線を遠くに向ける
先ほど視覚と体感のズレで頭が混乱してしまうことが乗り物酔いの原因と紹介しましたが、近くのものに集中してしまうと、酔いやすくなります。
窓の外の遠くの景色を見ることで、ズレが小さくなり脳がバランスを保ちやすくなると言われています。
普段から酔いやすい方は、窓際の席を譲っていただくなど座る席の工夫もおすすめですね!

酔い止め薬について
ここまで、乗り物酔いをしないコツを紹介してきましたが、それでも乗り物酔いが起こってしまったり、心配な方…そんなときは酔い止め薬で対策をしましょう!
酔い止めってそもそもなんで酔いに効果があるの?
まず、酔い止めってなんで酔いに効果があるのか解説していきます
①副交感神経遮断の成分が入っているから
感覚のズレによる自律神経の興奮を抑えます
②抗ヒスタミン成分が入っているから
嘔吐中枢の刺激を遮断して吐き気を抑えます
その他にも胃の過剰な働きを抑える成分や、頭痛、めまいを抑える成分を含んでいる商品もあります。
酔い止め薬は、効果を最大限に引き出すために、服用のタイミングが重要ですね!
一般的には、移動の30分から1時間前に服用するのが推奨されています。早めに服用することで、薬が体内に吸収され、酔いの症状が現れる前に効果が発揮されます。
移動の途中で服用することも可能ですが、効果発現までに時間がかかるので早めの服用がオススメです。
市販薬の注意点
酔い止め薬は比較的安全ですが、いくつか注意が必要です。
・眠気が起こる可能性がある
例えば、眠気を引き起こす成分が入っているものも多いので、運転前には使用しないようにしましょう。
・持病のある人は注意
他の薬を飲んでいる場合や、持病がある場合は、事前に薬剤師に相談することが大切です。
・大人と子供で服用量が異なることがある
酔い止めの中には家族全員で使用できるような商品もありますね
とても便利なのですが、もちろん小児量と成人量は異なりますので、説明をよく読んで服用するようにしましょう

まとめ
いかがだったでしょうか!
乗り物酔いは事前の対策の効果がありそうで、市販薬の力を借りればさらに安心です。
大切なのは、無理をしないこと。家族でのお出かけも、友達との旅行も、快適に楽しむために、ぜひ今日から試してみてください!
そして、何か気になることがあれば、薬局で気軽に薬剤師に相談してくださいね。皆さんの旅をサポートするために薬局でお待ちしています!
大井田薬局では、LINE公式アカウントのお友達登録をおススメしています!
LINEから薬局に処方せん送信を行えるサービスなど便利な機能が無料で利用できます。
まずは、ぜひお友達登録してくださいね!
下仁田本店のご利用はこちらのURLをタップ!
高崎東店のご利用はこちらのURLをタップ!
富岡店のご利用はこちらのURLをタップ!
田町店のご利用はこちらのURLをタップ!
モントレー店のご利用はこちらのURLをタップ!