ヘルスケア新聞 子供の薬の使い方
こんにちは!大井田薬局です。
最近近隣の保育園では風邪やインフルエンザが流行っているようです。
私の子供も調子の悪いときには薬を飲ませたりしますが、その時の機嫌によって大変な時もありますよね。
同じようにお困りの方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は小児に処方された薬の使い方について情報発信できればと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
その1 粉薬
最近はドライシロップといって風味や味の改良されたお菓子みたいな粉薬も多いですが、抗生剤など苦みを感じる薬はいまだに嫌がる子も多いと思います。
そこで、このような方法はいかがでしょうか
乳児には、小さなお皿などに粉薬を出して数滴の水でベーストにする。清潔な指先で取り口の中に擦り付ける。
少し大きくなってきたら、服薬補助ゼリーを使用し、粉薬を挟むように包み服用させる。
もちろん、アイスやジュースに混ぜて服用しても構いません。
一部抗生剤は酸味のあるジュースで飲むと苦みが余計出ますのでご注意ください
その2 座薬
吐き気や発熱があるときに使用することが多いと思いますが、イヤイヤと暴れられてしまった日には大変なのがこの座薬。
カットして使用する際には、シートのままカットするとカットしやすいです。
(中身を出して触っていると滑ってきます。)
なるべく排便を済ませて使用するように説明を受けると思いますが、入れた後にでてきてしまった場合、形がそのまま残っていれば再度挿入してください。
形がなくなっていてカスだけでしたら、吸収されているので改めて使用しないという判断でよいと思います。
また、二種類処方された場合、使う順番によって適切な効果が得られない場合がありますので、一般的に正しいとされている代表的なものを記載しておきます。
例1 ナウゼリン坐剤(吐き気止め)→アンヒバ座薬(解熱剤)
例2 ダイアップ座薬(熱性けいれん薬)→アンヒバ座薬(解熱剤)
その3 目薬
乳児でも小児でも使用するのが難しいのが目薬です。
目ヤニが出たり、結膜炎になると、抗菌剤やステロイドの目薬が処方されることが多いと思います。
頭を固定するのが難しい方に、こんな方法はいかがでしょう。
寝ている間に点眼する。
内股で頭を固定して点眼する。