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そういえば、ビタミン
こんにちは大井田薬局です!
2025年もそろそろ1か月たちますが…
年末年始休みの堕落がまだ抜けきれておらず、頭も体もさび付いている気がするので、ビタミン剤を飲んでみることにしました。
せっかく飲むので、改めてビタミンについて復習しよう!
ということで、今回は、定番のビタミンから、「これはビタミンなの?」というものまで、幅広く紹介していきます。
早速始めましょう!
定番のビタミン達
ビタミンA
まずはビタミンAです!
ビタミンAは目の健康に欠かせないビタミンです。
暗い場所で視力を維持するために必要で、肌や粘膜の健康にも寄与します。
ニンジンやほうれん草、レバーなどに多く含まれています。
通常の食事でビタミンAは賄えるといわれていますが、不足すると子供の成長に影響したり、暗いところで視力が極端に落ちる夜盲症と呼ばれる症状が現れたりします。
ビタミンB群
ビタミンB群は8種類あるといわれているビタミンの総称です!
それぞれが異なる役割を持っています。
ビタミンB1:エネルギーの産生に関わる重要なビタミンです。疲れた時に接種する方も多いのではないでしょうか!豚肉や玄米に多く含まれています。
ビタミンB2:脂肪や炭水化物の代謝に関与し、肌や髪の健康を保ちます。卵や乳製品に多く含まれます。口内炎ができたときに摂取すると効果的と言われています。
ビタミンB3(ナイアシン):エネルギー代謝に欠かせないビタミン。
魚や肉類に多く含まれています。
ニコチンアミド、ニコチン酸など呼ばれることもあり、足らなくなると「ペラグラ」と呼ばれる、皮膚の炎症や消化不良などの症状がおこる可能性があります。
ビタミンB5(パントテン酸):ホルモンの生成や脂質の代謝に重要とされています。多くの食品に含まれます。
ビタミンB6:アミノ酸の代謝を助け、皮膚や粘膜の健康にも寄与します。
バナナやジャガイモに多く含まれます。ビタミンB2と同様、口内炎ができたときに摂取すると効果的と言われていますね!
ビタミンB7(ビオチン):皮膚や髪の健康を保つといわれています。
ビタミンHなんて呼ばれたりもするみたいですね!
皮膚の症状に使用するので、皮膚科の処方などでたまに見たりします。
ビタミンB9(葉酸):細胞の成長や分裂に関与し、妊娠中には特に重要です!
次に紹介するビタミンB12や鉄分とともに積極的に摂取していきたい成分といわれています。 ほうれん草やブロッコリーなどに多く含まれます。
ビタミンB12:貧血の予防や神経の健康も保ついわれているビタミンです。肉や魚、乳製品に多く含まれます。
医療用でもメコバラミンという名前でよく使用されます。
もしかしたらすでに服用している方もいらっしゃるかもしれませんね!
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ビタミンC
次はビタミンCです!
ビタミンCは強力な抗酸化作用を持ち、免疫力を高めることで知られています。柑橘類やキウイなどに多く含まれます。
風邪予防にも役立つビタミンなので、積極的に摂りたいですね。
そのほかにもコラーゲンの生成を助けるといわれているので、美容のためにも積極的に摂取していきたいビタミンですね!
ビタミンD
ビタミンDは面白い特徴があって、それは日光を浴びることで体内(主に皮膚)で生成されるということです。
骨の健康を保つために必要といわれており、魚やキノコなどに含まれています。
ビタミンE
ビタミンEは細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があります。細胞や血管の維持、老化防止に効果があるといわれています。ナッツやブロッコリーやかぼちゃなどの緑黄色野菜などに多く含まれます。
ビタミンK
ビタミンKは血液の凝固に必要なビタミンで、骨の健康にも関係しているといわれています。
ほうれん草やブロッコリー、わかめ、納豆などに多く含まれます。
特に、日本の食文化では納豆が豊富なビタミンK源として知られています。
血液をさらさらにする薬を服用しているかたは要注意です。
ワルファリンを服用している方は、相互作用が発現する可能性があるので必ず医師や薬剤師に相談してくださいね!
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これはビタミン?
さて、ここからは「これはビタミン?」という成分についてご紹介します。
ビタミンP
ビタミンPは、実はビタミンではなくて…ビタミン様物質と呼ばれています。
ビタミンPの中にもいくつか種類があり、柑橘類に含まれるヘスペリジンは、花粉症などのアレルギー症状に効果があるといわれています。
関連した商品もあるようですね!
そのほか、そばに含まれるルチンや緑茶やリンゴに含まれるケルセチンもビタミンPの仲間といわれています。
ビタミンU
ビタミンUはメチルメチオニンスルホニウムクロリドという成分で、通称【キャベジン】と呼ばれる成分です。
ビタミンPと同様に、正式にはビタミンではなく、ビタミン様物質と呼ばれる成分ですね!
その名前の通り、キャベツから発見された化合物で、胃の健康を保つ効果があるとされています。特に、胃潰瘍の予防や治癒に役立つと言われています。
同様の名前で販売している胃腸薬にも含有されていますね!
脂溶性?水溶性?
もしかしたら、ビタミン剤を購入する際に専門家に相談した方もいらっしゃるかもしれません。
このビタミンは脂溶性だから、たくさん摂りすぎるのはよくないですよ!なんて言われたかもしれません。
脂溶性のビタミンはビタミン【D A K E】です。【だけ】ということで覚えやすいですね。
逆に言うと…そのほかは大体水溶性のビタミンです、あまりに大量に摂取しなければ、体に不必要な成分は自然と尿中に流れて行ってしまうといわれています。
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まとめ
いかがだったでしょうか!
ビタミンは私たちの体にとって欠かせないものばかりです。
定番のビタミンだけでなく、ビタミンみたいな成分…もたくさんあることに驚かれたかもしれません。
ビタミンや栄養など健康のことに興味を感じたら、ぜひ大井田薬局スタッフへお声がけ下さいね!
私もビタミン摂取してしゃっきりしたいと思います!
それでは、また次回!
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