初めまして!オクシリイノベーション事業部です!!改めまして、~離島の高校に存在する“部活動を支える部活動”とは!?~
皆さん、こんにちは!私たちはオクシリイノベーション事業部(以下OID)です。OIDとは、北海道の離島である奥尻島唯一の高校、奥尻高校で結成された部活動です。
簡単に言ってしまえばこうなりますが、ピンとこない人や、そもそも奥尻島自体を知らなかった!という方もいらっしゃると思うので、まずは私たちのいるこの島についてご紹介していきますね!
・魅力が詰まった北の離島!奥尻島ってどんな所だべか?
私たちの暮らすここ奥尻島は、北海道の南西に位置しています。江差から出ているハートランドフェリーや函館空港、丘珠空港から出ている航空機を利用することでアクセスできます!
そんな奥尻島は観光名所としても最適なんです!「オクシリブルー」と謳われるほど美しい海が魅力のこの島は、夏には海水浴やSUPを楽しむことができ、空気が澄んでいて街灯も少ないので、夜には満点の星空を見ることができます!そして、なんといってもグルメ!!夏が旬の奥尻島のムラサキウニは絶品ですっ!島内ではよりお安くいただけます!!機会があればぜひお越しください!
※SUP(スタンドアップパドルボード)…ウォータースポーツの一つであり、空気の入ったボードに乗るスポーツです。立ちこぎボートともいうらしいです。
しかし、実はこの奥尻島・・・なんとっ!!!
全国の消滅可能性都市ランキングで第4位に輝いてしまったんです・・・。
奥尻島は若者の流出などにより人口が減り続け、2014年には島唯一の高校である奥尻高校が廃校の危機に陥りました。そこで、2016年より奥尻高校は道立から町立へ移管し、全国から入学生を募集するという形で危機を乗り越えました!!
・伝統と特色の詰まった奥尻高校発祥!「オクシリイノベーション事業部」?!
町立になった奥尻高校では、地域の方々と共に町の課題に取り組んだり、地域の課題の発信活動やスクーバダイビングを授業に取り入れたりして、生徒の主体性や探究心を育んでいます。
より特色のある学校へと生まれ変わった奥尻高校ですが、離島ならではのある課題がありました・・・。
それは・・・
「他の高校よりも遠征費が高くなってしまう」ということ。全国から生徒が集まり、部員も確保できたのに活動を制限されるのはもったいない!
この課題を解決するために、2017年度有志の生徒3名が立ち上がってクラウドファンディングを実施しました。この際なんと、約160万円の支援を募ることができ、奥尻高校の部活動がより活性化していきました!
しかし、お金は使うとなくなってしまいます。
そこで!!この活動を継続的に行っていくべく、2018年度に部活動としてオクシリイノベーション事業部(OID)が設立されました!OIDではオリジナルグッズを制作・販売したり、奥尻高校・奥尻島の部活動についての発信をしたり、地域・企業と連携した活動などを行っています!
・“部活動のための部活動”OIDの活動ってどんなんだい??
まず初めに、OIDの恒例行事といえばコレ!
OIDにとっての遠征「オクシリマルシェ」!
オクシリマルシェとは、函館にあるシエスタハコダテにて無印良品さんのブースの一部をお借りし、OIDオリジナルグッズや奥尻島の特産品の販売を行う活動です。例年多くの方にお越しいただき、直接支援者の方々とお会いできる機会なので、部員たちも毎年楽しみにしております!
続いては・・・2020年度より始動!
「STORESでのネット販売」
以前は、島内の方やマルシェに直接来ていただいた方にのみ支援していただいていました。それに加えて、このネットショップサイトではより遠くの方々から支援していただけることが可能になり、ネットショップ販売と並行して奥尻高校の情報も発信していくことで、さらに支援の輪を広げていくことができるようになりました。この企画は、デザイン、発注、梱包まですべて部員たちで行っています!
どちらも、OIDの目玉となる活動です!
ほかにも、企業・地域と連携した活動として、昨年度(2022年度)に海洋ごみに関するシンポジウムを開催しました。こちらの詳細は、無印良品さんの運営するローカルニッポンという記事サイトにて掲載予定です!
また、こちらの記事のように奥尻高校やOIDの活動などを記事としてnoteやローカルニッポンなどに掲載し発信しています。ぜひご覧いただけると嬉しいです!
今後もOIDは奥尻高校の部活動がより活性化していけるように、全力で活動していきます!これからも、応援のほどよろしくお願いします!
OIDの近況報告や、奥尻高校の様子など少しずつ更新していきますのでぜひフォローといいねをよろしくお願いします!次の記事も楽しみにしていてください!!
本記事を担当させていただいた竹タコです。ご覧いただきありがとうございました!