5/13無料説明会座談会

今回は5月13日(金)に開催した無料説明会の後半に行われた、修了生による座談会の模様をお伝えいたします!(以下、OitaイノベーターズコレジオはOIC)

〈 参加者紹介 〉

画像① 参加者集合写真

串尾さん(画像①左上)
三和酒類株式会社 研究職 OIC1期修了生 
参加したきっかけ:会社からの紹介

石原さん(画像①中央下)
三和酒類株式会社 営業  OIC2期修了生 (串尾さんと同期入社)
参加したきっかけ:会社からの紹介

永松さん(画像①右上)
三和酒類株式会社 製造  OIC1期修了生 (串尾さんとOICの同期)
参加のきっかけ:大学時の「温泉水を使った甘酒」の販売を発展させたかったこと


Q.OIC受けた感想と、最も印象に残っていることは?


串尾さん:もともと参加の経緯は、講師陣が豪華なことだったが、そこに食らいつく高校生の皆さんと熱い人たちが大分にいること、が印象に残っています。

石原さん:営業職なので、同じ世代や少し上の世代と話すことはあっても、若い世代の考えをインプットする機会はなかったので、今の若い子が何を思っていて、何が流行っているのか、取り入れるのに非常に良い機会でした。私たちのグループでは、宇宙に関するテーマで発表を行うにあたって、大分の企業にお伺いしてプロジェクトを進めようという話になりました。その流れで、受講生の当時大学生の方が訪問した企業に内定が決まったことが印象に残っています。

永松さん:当時学生で、関西生まれ・関西育ちだったため、もし大分で就職するとなった時に、大分にはどのようなところなのか不安でしたが、こういう面白い人たちがいる、盛り上げようとしている人たちがいる、とここで知れたことが良かったことです。こういう人たちと今後働けたらいいなと思ったのをよく覚えています。また、豪華な講師の方々が新しい価値観を与えてくださったことも印象的です。

碇講師:講師陣とだけではなく、受講生同士のやり取りが良かったのは、受講生のダイバーシティから得る学びも大きいのではないかということを、ファシリテーションをしていても感じました。


Q.OICを通してどんな変化や成長がありましたか?


永松さんよりアクティブになりました。大人と接する際に、学生と大人との間に壁があると考えていて、そこに踏み出す勇気が元々必要だったのですが、気にせず話しかけられるようになり、成長を実感しています。

碇講師:そうですよね。始めは一歩引いている感じがしていても、回を重ねるごとにどんどん積極的になっていっていましたね。学生が物怖じせずに取り組める、若い人の意識変化は、非常に大きいかもしれないですね。

石原さん:元々、何でも言うような性格でしたが、より一層色々言えるようになりました。私自身、営業の仕事の中で、どんなスキルを身に付けるのか、技術や話し方もありますが、講師陣の方に「石原というブランドをつくれ」とアドバイスを頂きました。初歩的なレスポンスを早くすることや、やる気を出すといったことをしないと次につながらないよ、と言われ、それを実践していますが、当時よりお客様の好感を得られてるような気がします。

碇講師:野呂さんの時ですね。「個人のブランドを作ることが何よりも大事なんだ、イノベーションにこそ自分の軸を立てろ」と言われていましたね。

串尾さん:ピョートル先生にすごく勉強させていただき「人と会話することはその人の時間を無駄にするか、その人の糧になるか二択しかない」という言葉が印象に残っています。より一層、人の時間を使うことに対してや今、本気を出すことへの意識が強まりました。その場その場で浮かぶことではなく、常に考えておく、準備しておくという、自分のポリシーを確固たるものにしておくことが大切で、そのポリシーは成長していくものだということの、心情の変化と漠たるものを持っていたのですが言語化された気がします。

碇講師:ピョートルさんは、いかにして時間を効率よくしていくのかでしたね。90秒でグループディスカッションをテーマを変えながら何回も繰り返したり、スピード感を持ってやっていく、外資系ならではのディスカッションでした。


Q.OICでの学びを、どのように仕事で活かしていますか?


石原さん:自分たちの原料を販売していく上で、お客様の商品が売れることがゴールなのですが、前までは自分よがりの、うちの会社から売れればよいという考えでした。今はその先まで見据えた業務がOICの経験を活かして、できるようになりました。

碇講師:営業するときは、マニュアルだけで仕事できてしまいますよね。しかし、石原さんの話は、富士ゼロックスのトップセールの言っていることと同じで、それがOICで得られているということに面白さを感じました。

串尾さん:三村社長に勇気づけられたのが、「青臭い理想論」が結局は大事なんだということです。自分のビジョンを強く持っていて、それを恥ずかしがらずに伝えるということを意識しています。伝えるときに、分かりやすいということに特化するのではなく、自分の熱が伝わるかを意識できるようになりました。

碇講師:三村社長の話にもあったように、ビジョンと熱意をもって、マネジメント変えたら、会社も変わり、ヒトも変わり、自分も変わる、そういう発見なのかもしれないですね。

永松さん:グループワークが印象に残っていて、それが仕事にも活かされているのかなと思います。今も会社で問題が起きたらどうやって解決するのかということが出てきます。これまでに、OICで他企業の視点が学べたことで、問題が出てきた時点で一回、業者の意見を聞こうという考えが出てくるようになりました。会社内の意見だけではなく、外の意見も取り入れることによって、社内外が繋がり、他業種の交流が得られると思います。

碇講師:オープンイノベーションですよね。意思決定時にありがちなのは、会社の中で情報交換していないと、情報決定者の顔ばかりを気にしてしまって、お客様や市場、時代を見ていないということです。それらに皆さんがOICを通して気付けたことは、大きいのではないかなと思います。


Q.OICのおすすめポイント、
またどんな人に受講してほしいですか?


串尾さん情熱がある、熱量を持っていることが大事だと思っています。これは、何かやりたいという思いがあっても良いし、何かやらないといけないという焦燥感でも良いと思います。OICの中では瞬発力のある人が目立ってしまうのですが、ふつふつと一定の時間後に爆発させるのでも良いと思います。ただ、受け身ではなく「燃える炎」を持っている方がお勧めだなと思います。

石原さん:自分もそうだったのですが、何か「自分を変えたい」人にお勧めです。何を変えたいかは、OICに参加してからでも、色々な方向性が見えてくると思うので、その部分はさておき、何かしら変えていきたいという方にお勧めです。OICに参加する人は優しいです。何でも基本的に許してもらえるので、何でもできると思っていただいて良いと思います。

永松さんOICに出会えた方、すべての人にお勧めです。出会って、卒業しても関りを持てるといったことは、一つ社会人として面白いことだと思います。大分に来ようと思っている人はなおさら、大分での繋がりの一つになると思うので、お勧めしたいなと思います。


〈 参加者からの質問 〉


Iさん大分出身ですが、岐阜からオンラインなのですが、オンラインでの受講生同士の関わりや、今後グループワークの関わりについて教えてください。

石原さん:私も全部オンラインでした。10回講義有りますけど、ファシリテーターさんがフランクに意見交換の場を準備して下さっていましたし、いろんな方とお話しする場が設けられていました。また、後半はグループワークが主になってくるのですが、仕事が終わった後にzoomに集まって今後の方向性どうしようかとか、近況について話していましたし、Facebookを使ってメッセージのやり取りもしていました。今度大分に行くね、といった会話からも、強い繋がりはオンラインでも十分にできたと思います。ただ、直接には会ってみたいなという気持ちはありました。コロナが収まった時に、顔会わせるといった、コミュニケーションは取れる繋がりはできるかなと思います。

Iさん:リアルとオンラインで雰囲気感が違うと思ったので、そのあたりを聞けて良かったです。

碇講師:大分県内の方は、県外の方とワークができることを楽しみにしているので、どこに住んでいても大歓迎です!


IさんまたOitaイノベーターズコレジオに参加する時に、準備しておいた方  
がいいことはありますか?

串尾さん:リアル(対面)で参加した身として、県内にいても住んでいる地域が違うので、リアルで集まるのはなかなか難しかったです。リアルで予定を合わせるより、オンラインで予定を合わせられるのはすごくいいことだと思います。でも、逆に逃げられないと思います(笑)また、講師の方の研究をしておけばよかったと思いました。

碇講師:講師の方の中には本を出版されている方も多くいらっしゃるので、読んでおくともっと深い質問ができたかもしれませんね!

石原さん:極論、手ぶらでもいいかな、と思います。事前に情報を入れないほうがいい場合もあると思うので、人に好みに寄るかもしれませんが、私は事前に情報を入れずに参加しました。かなり刺激が強く、講義の中でおススメされた本などをすぐポチって(ネットで購入して)ました(笑)

串尾さん:確かに本を読んでいたら、質問するのが怖くなっていたかもしれませんね(笑)

永松さん:50名以上受講生がいたので、もっと深くコミュニケーションを取ればよかったと思いました。


Kさん皆さんの熱量がすごくてついていけるか不安ですが、参加者の男女割合はどれくらいか教えていただけないでしょうか。

碇講師:参加者の男女割合は1:1くらいです。世代も幅広く参加されています。

石原さん:私が参加したときのグループは、5人内女性が2名、大学生もいましたよ。

碇講師:今回の無料説明会に参加しているのは、OICの修了生なので熱量が高いですが、参加する前はここまで高くなかったので、安心して参加してください(笑)


Kさん学生のうちは、社会人の方と話す機会があまりないと思いますが、当時は緊張しましたか?

永松さん:最初は緊張しました。知らない人が多かったのと、社会人に対して何を話せばいいのかわからなかったです。でも意外となんでもいいんだな、と気付いたのはすごく大きかったです。是非参加されてください。就職活動にもきっと活かせます!


以上、5月13日に行われた無料説明会の内容でした!

Oitaイノベーターズコレジオへの応募は下記URLより!
https://peatix.com/event/create2/3226022/edit#/advanced

概要はこちら!
https://innovators-collegio.com/

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